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正反対な君と僕 最終話感想

惜しまれつつも、とうとう最終回。
最終話「正反対な君と僕」
タイトル回収か。

正反対な君と僕 最終話より

第1話の扉からの変化に喜び。

正反対な君と僕 第1話より

で、最終話は第1話の答え合わせ的な話がメイン。
2年開始時、谷くんは他人に興味のない人間で、傍で誰かが騒いでいても話の内容を認識せずにシャットアウトする人間でした。

正反対な君と僕 最終話より

……これでよくハブられなかったね?
よっぽど周囲が善人ばかりだったか、谷くんが集団行動時には人並み以上に働いて見せて、そういうヘイトが溜まらないようにしていたか。
あるいはその両方か。

正反対な君と僕 最終話より

で、鈴木はそんな谷くんが気を悪くして、山田が誤解されたら大変だとフォローに回る。
この辺に気遣いの人である彼女の美点が出てますね。
だけど当の谷くんは全く本気で気にしていない。
だって山田は攻撃して来たわけじゃないし。
……度胸あるんでしょうね。谷くんは。
ぞんざいな言い方されたからと、攻撃されたと思って恐れとヘイトを溜める人間では無いのか。知ってるけど。

正反対な君と僕 最終話より

で、この一言。
これは山田の発言は、山田が責任を取るべきことであって、鈴木がフォローしてあげないといけない問題では無い。
谷くんは他人に興味を持たないので、そういう発想になるんでしょうけど。

正反対な君と僕 最終話より

鈴木はこれを、谷くんが誰にも寄り掛らず自分1人で生きていくことを覚悟している、強い人間であることの証拠と理解。
で、一気に惚れる。
鈴木の惚れ顔が微妙にキモくていいな。
で、第1話のウザ絡み開始。

正反対な君と僕 最終話より

これなぁ、結構大事なんだ。
意味のない会話。会話のための会話。
これが出来ない奴は、社会に出たときに苦労するんです。
職場の仲間として溶け込むのに苦労してしまうんだよ。
谷くん視点だと良く分かる。
ウザ絡みがどれだけ大事だったか。

正反対な君と僕 最終話より

そして効果出てるわけですよ。
とはいえ、難しいよな。
安易に鈴木の真似はするべきじゃないんだわ。
彼女は山田に匹敵するコミュお化けなので、可能なのよ。
一般ピープルは安易に真似するな。火傷するぞ!
(まぁ、慎重に谷くんの反応を探りつつしてはいた描写あったけど)

正反対な君と僕 最終話より

……で、ここ。
解釈一致。多分ここがトリガーなのね。
決定的になったのは。
でもまぁ、印がつくことではないから、ハッキリとは言えない問題ではあるんですけど。

正反対な君と僕 最終話より

……なるほど。
ここの決断、崖っぷちの決断だったのか。
自分から振れる話題が無いので、黙り込む=つまんない、一緒に帰りたくない。
そう思われるのが嫌で、決断した。
多分、彼女も僕の事好きだと思うし。
……多分、そういうことなんですな。
で、ここから鈴木の告白に続く話なんですけどさ。

正反対な君と僕 最終話より

最終回に、永遠の愛を誓うわけね。
第8話で鈴木は「流石に永遠は誓えない」って言ってたけど。
なるほど。

正反対な君と僕 最終話より

そしてラスト。
多分、まだこの写真は大学生でしょうね。
彼女の髪は漫画的表現では無く、マジでピンクに染めてるので。
就職の段階になったら黒にすると思うし。

……しかし。
山田は彼女であるニッシを連れて来てないのか。
嫌な想像させないで欲しいのと。
タイラズマは多分まだ大丈夫なのは確約か。
この2人だと、別れるとなったら自然消滅は無さそうだし。
そうなると、会うことが出来なくなりそうな気がするし。

……終了! おめでとうございます!
と共に、アニメ化決定!

当然と思うことと、遅すぎる感がありますね。
2026年……だいぶ先ですな

個人的感想:
この作品、自分が精神的に参ってた時期に読んだ作品で。
他の漫画が辛くて読めなくて、苦しかったときに救いになってくれた作品でもあるんです。
だから相当思い入れあるし。
小説執筆を再開した切っ掛けにもなった。
これの二次小説を書いたんですよ)(※リンク先R-18注意)
元々、産経新聞の記事を読んで知り、新聞記事で紹介されるなら読んでみるかと思ったのが切っ掛け。
ええもんを紹介してくれたよ……産経新聞。

産経は君僕のシンパだね!

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