ちょっと危ない姉弟
俺の名前は〇〇
俺には姉が居るしかも同じ高校に通ってる
家でもあんな感じで居てくれたらいいのに…
学校での美波はというと…
男:梅澤さん今日も綺麗だね
美:ありがとう〜
男2:梅澤さんこっち向いて〜
美:うるさいよ
と言いながらも向いてあげる
ちょっぴりクールで綺麗な高嶺の花
そんな感じなんだけどまぁ
家での美波はというと…
美:〇〇〜お菓子まだあるの〜?
〇:あるよ
美:美波のこと好き?
〇:姉ちゃんのこと?
美:うん
〇:好きだけど…?
美:美波嬉しい
顔と顔をくっつけてスリスリされる
〇:姉ちゃん…///
美:〇〇も彼女作る日が来るのかなぁ
〇:いや、それはあるかもだけど
美:美波悲しいよぉ
〇〇はお姉ちゃんのこと大好きだから作らないよね
〇:大好きだけどそうじゃないから!
美:えぇ〜
明らかにしょぼんとする美波
〇:ご、ごめん嘘だよ
美:〇〇ったら恥ずかしがり屋なんだから
頭を撫でられる
別に嫌いではないが恥ずかしい
〇:姉ちゃん
そろそろご飯だよ
美:ほんとだそろそろ呼ばれるかもね
親にご飯だと呼ばれた
なんとかこの日は美波から逃れて部屋に…
なんてこともなく…
美:〇〇来てやったぞ〜
一緒に寝るぞ
〇:ちょっ姉ちゃん…
こうなったら一緒に寝るしかない
断ったら美波が拗ねるから
次の日の昼休みの屋上
男:あの梅澤さん……
好きです付き合ってください!
美:ありがとう
嬉しいけど付き合えない
男:なんでですか?
美:ん〜好きな人がいるから
男:くそぉ…
男は屋上を出て行った
こんなことがあった夜は…
部屋には来ない…
〇:何かあったんだ
だから俺から姉ちゃんの部屋に行く
〇:姉ちゃん?入るよ
美:〇〇どうしたの?
〇:今日さ姉ちゃん告白断ったでしょ?
美:なんで?
〇:だって姉ちゃんから来ない日はだいたいそういう日だからさ
美:断った
〇〇よりかっこいい人いないんだもん
こう言って貰えるのは凄く嬉しい
〇:嬉しいけどさ
姉ちゃんも彼氏作った方がいいよ?
美:〇〇がいるからいいの…
〇:まったくいつもその一言じゃん
ほら寝よ
今日は俺から姉ちゃんの身体をぎゅっと抱きしめる
美:……///
聞こえる姉ちゃんの心臓の音
少しはやい気がする心臓の音
〇:美波おやすみ
美:ダメ……好き…
〇ふふっありがとう
なんて2人で眠った
ちょっと危ないにおいがする姉弟のお話でした