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学園のマドンナ達が追いかけてくるのですが...

登校中のできごと

蓮:○○〜

○:蓮加じゃん
おはよう〜

蓮:おはよう!

○:学校行きたくねぇ

蓮:なんで?

○:だって…あれだぜ?

蓮:まぁ…○○モテモテだもんね

○:あの3人とは
まだ連絡先交換してないのが救いだよ…

蓮:大変だね

蓮加とは幼馴染で仲良し
蓮加と話しながら登校するのだけは
彼女からは何も言われない

すると後ろから…

史:○○く〜ん!!!

○:げっ…史緒里先輩

蓮:逃げた方がいいよ
彼女に怒られるよ

○:蓮加ごめん

○○は学校に向けて走り出した

史:あぁ!○○くん待ってよ〜!

蓮:史緒里は蓮加と学校行こうね〜

史:はぁ…○○くんと行きたかったのに!



○○はしばらく走っていると…

あ:○○先輩!

○:…あやめちゃん

あ:1人ですか?

○:まぁ…

これはまずい…どうしよう…
このままでは一緒に行く流れに…

和:あれ○○じゃん
一緒に行こう

なんという不運…こいつは同級生の和

○:和かすまん
俺急いでるから!

また○○は走り出した

あ:あっ○○先輩!

和:逃げられた!

あ:せっかく○○くんと
学校行けるチャンスだったのに…
和ちゃん絶対許さない!

和:私だって許しません!
抜けがけなんて!

すると後ろから○○を追いかけて来ただろう2人

史:○○くん走るのはやすぎ…

蓮:自慢の幼馴染ですから!

和:ふたりが後ろから来たってことは…

あ:まずい!はやく学校に行こう!



○:やっと学校に着いた…

すると後ろから…癒しだ

彩:○○くん…おはよう///

○:彩おはよう///
今日もかわいいよ

彩:ありがとう
○○くん汗すごいね
大丈夫…?

○:大丈夫!
彩の顔みたら癒された!

彩:でも今日も追いかけられたんでしょ?

○:まぁ…彩以外は学校まで来る道が一緒だからね

彩:…浮気しないでね?

この上目遣い…
やべぇ…かわいい…
好きすぎる



○:浮気なんてしないよ
俺…彩のことすごく好きだし

彩:でもあの4人とも仲良くして欲しい

○:うん
彩は優しいからね

彩の方から顔を近づけてきて…

○:んっ…///

彩:えへへ///
これは○○は彩のって証

○:彩…かわいすぎるよ

彩:ありがとう
蓮加ちゃんも○○のこと好きなのかな?

○:どうだろ?

彩:最近はそうかもって思うことあって
ちょっと心配…

○:大丈夫だって今日もお昼に屋上でね

彩:うん!
またね!

○:よし、授業頑張るか〜!



お昼休み…

○:まだ来てないか。

和:もう!急いで教室出ていったと思ったら!

○:和…

和:ねぇ…
あーやと付き合ってる訳じゃないんでしょ?

○:えっと…まぁ

蓮:あっいた!

○:蓮加どうした?

蓮:いや、あーやと一緒じゃないんだ

○:彩も来ると思うけど…

あ:○○先輩!見つけました!

○:げっ…あやめちゃん

あ:げってなんですか!
先輩とお昼食べるために
さがしてたんですから!

○:そうなんだ…あはは

そして次から次へ…

史:やっと見つけた!

○:なんで…

史:みんなどきなさい!
○○は史緒里のこと待ってたんだから

○:いやぁ…待ってないけど…

史:待っててくれてありがとう
はやくお昼ご飯食べよっか

ニコニコと笑顔の史緒里

するとそこへ天使降臨

彩:○○〜おまたせ!

○:待ってたよ…

彩:てかなんでみんな居るの!

彩を頬をふくらませて怒っている

蓮:それは…みんなで食べたら
美味しいかなって?

あ:○○先輩を独り占めなんて許しません!

史:そうだよね〜
抜けがけなんて許されないもんね!

和:あーやそうだよ!
抜けがけなんて…

彩:あのさ…
○○くんは彩の彼氏だよ…?

蓮:そうだよねぇ
あーやが嫉妬してるのが可愛くて…

あ:あーやと○○先輩が…?

史:なんで…史緒里じゃないの…?

和:あーや…?
えっ…あーやと○○が…

蓮:あっこの3人は知らなかったんだ

彩:はい…隠してました

○:まぁそういうことだから…
これからは追いかけてきたり
やめてくださいね!

彩:私が許してるのは蓮加さんだけだから!

蓮:やったー

あ:なんでぇ?

史:○○くんは史緒里たちとも仲良くしたいよね?

和:無理…○○!
彩と別れて私と付き合おう!

○:和だけなんか違う…

彩:許さないからね?

なんか怖い…この空気。

和:絶対…○○は私が貰うんだから!

彩:だーから!
もう私と○○が付き合ってるの!

○:まぁまぁ

彩:うるさい!
○○は静かにしてて!

こうなったあーやはもう手をつけられない…

彩:もう和は○○に近づかないで!

和:無理です〜
同じクラスなので!

○:蓮加…どうしよう…?

蓮:ほんとに大変だねぇ

蓮加が○○の頭をぽんぽんと撫でると

あ:あっ蓮加ちゃんが頭ぽんぽんしてる!

彩:んぅ〜もう!!!

次は蓮加の前に彩が立つ

彩:蓮加さん!
頭ぽんぽんはダメです!

蓮:えぇ?
元はと言えば○○と蓮加が
付き合うはずだったのに?

彩:それは付き合う前の話です!

○:まぁまぁ彩も蓮加もやめよ?

史:そうだよ
○○くん困ってるから

彩:みんなが彩から○○くんを
奪おうとするから悪いんだよ…

彩が耐えられなくなり涙が溢れてくる

蓮:もしかして泣けばいいと思ってる?

○:もう蓮加もやめろよ!

○○は大きな声で怒鳴った

○:もうみんな教室に戻れ!

和:○○…ごめん

蓮:ごめんね

あ:ごめんなさい…

史:ごめんね、またお話してね

4人は屋上から出て行った

○:彩…ごめんな…

彩:ごめんね…
○○くんほんとに好きな子を選んで?

○:………

彩:だから今度みんなで集まってハッキリさせよう!
誰にも負けないんだから!

○:そうだな…

彩の頭を撫でながら…

彩:○○くん…みんなに優しいから…

この日は放課後
彩を家まで送って帰った


そしていろいろ話した結果
俺は1人に決められず
1人ずつデートすることになった

あやめとのデート日

あ:○○先輩おまたせ!

○:あやめちゃんそんなに待ってないよ

あ:じゃあ行きましょ!

近くのカフェに入る

あ:○○先輩とカフェ巡りしたかったんですよね

○:そうだったんだ

お互いコーヒーを注文する

あ:なんだかんだ
こうやってふたりで
話すのは初めてですね

○:そうだな

あ:○○先輩なにか食べますか?

○:このタマゴサンド食べようかな

あ:じゃああやめは
こっちのカツサンドにしよ

サンドイッチが運ばれて来る

○:美味しそうだね

あ:うん!
食べよ

○:これめっちゃ美味い

あ:そうだ○○くんのタマゴサンドも食べたいな

○:あげるよ

ふたりはお互いのサンドイッチを半分に分けた

○:このカツサンドも美味しいね

あ:このタマゴサンドも美味しい!

ふたりでサンドイッチを食べ進める

○:美味しかったな

あ:美味しかった!

そろそろカフェを出ようとすると

あ:お会計しよ

○:今日は俺が奢るよ

○○が奢ってカフェを出る

○:今日はありがとうね

あ:いえいえ!
あやもすごく楽しかったです!

あやめの家の前

○:じゃあまたね

あ:はい!
○○先輩目を閉じてください


あやめは少し背伸びをして…

○:んッ...あやめちゃん…///

あ:じゃあまた!

あやめは家に入っていった



史緒里先輩とのデートの日

○:ごめん…!

史:遅いよ…

○:ほんとにごめん!

史:もうはやく行こ!

ぎゅっと腕に抱きついてくる史緒里先輩
ちょっと甘い匂い…香水かな?
いい匂いだ

史:顔赤くなってるよ〜

○:う、うるさいなぁ

史:動物園に到着!

○:動物園か!
めっちゃ久しぶりだ

史:うさぎと触れ合えるコーナー
あるらしいから行こう!

○:おう!

史緒里先輩に手をぎゅっと握られてる

○:なんだろ…ドキドキが…

史:なにか言った?

○:いや、なんにも言ってないよ

うさぎと触れ合えるコーナーに来ると

○:うさぎかわいいな、

史:そうだね!
○○くんと来れてよかった

この後もいろんな動物を見てまわった

そしてヘビを触れる所では史緒里が首にヘビを巻かれて怯えてるのも可愛かった

○:今日も楽しかったな

史:史緒里も楽しかったよ
今日はありがとう

史緒里の家の前

史:○○くん…

○:ん?

史:最後は史緒里を選んでくれたら嬉しいな///

○:…まだわかんないけど
全員かわいいのは間違いないんだ

史:こんなかわいい5人に
追いかけられるなんて
ほんとに前世でどんな徳を積んだのよ

○:わかんないけどさ
史緒里先輩もほんとにかわいいとは思ってるから

優しく頭をぽんぽんとすると史緒里の顔が赤くなる

史:好きだよ○○くんのこと

○:ありがとう…

史:じゃあまたね!
キスしたいと思ったけど
それは付き合ってからにする

ニコッと笑った顔…


それを見たら胸の音が騒がしくなる

○:また!

史緒里先輩は家の中に入った



和とのデートの日

和:あぁ服選んでたら遅れちゃった…

ドン!

男:痛えな!
何処に目付けて歩いてんだ!

和:ごめんなさい
急いでて…

男:よく見たらかわいいじゃねぇか
よし、一緒に来い

和:ちょっとやめてください!

男:大人しくしてろ

パチン!と和の頬にビンタ…

和:…ひどい

○:おい何してんだ!

男:てめえに関係ないだろ

和:○○助けて…

○:お前…俺の彼女から手を離せ!

男:彼氏持ちかよ
つまんねぇな

和を突き飛ばして男は去って行った

○:和…大丈夫か?

和:助かった…
めっちゃ怖かったよ…

和をぎゅっと抱きしめた

和の小さな身体が震えてるのもわかった

○:ごめんな
家まで迎えに行きゃよかった

和:…私が遅刻したのも悪いから

○:まぁ気を取り直してデートしよう!

和:う、うん!
でもごめん…

○:どうした?

和:その…さっきので足くじいた
歩けないかも…

○:はぁ…しょうがないなぁ
ほら乗れよ

○○は屈んで和を背中に乗せる

和:ごめん…ありがとう

なんだか耳元で言われると…
キュンとしてしまった…

○:じゃあ和の家に向かって出発な

しばらく歩き続けると…

和:なんか見られると恥ずかしいね…///

○:しょうがねぇだろ
足怪我したんだから

和:そうだけど…

○:それにその足じゃデート無理じゃん

和:えっ…
楽しみにしてたのに…

ボソッと言ったが聞こえてしまう距離…

○:ごめんな

和:お家デートなら…できる…///

○:はぁ?
付き合ってる訳じゃないんだから…

和:私は○○が好き…
誰にも取られたくない…

○:わかったよ
お家デートな

和:うん…///

和の家に着くと和は
足を引きずりながら歩いている

○:まったく…///

後ろから近寄り抱きかかえる

和:あぁぁ…///
お姫様抱っこじゃん…!

顔が真っ赤な和

○:お姫様抱っこだよ

そう言って和をソファーに座らせる

○:それにこの方がお家デートっぽいだろ

○○の顔がどんどん近づく

和:ち、ちょっと…!
まだ心の準備が…///

○:そんなのいらないだろ?

この言葉の後すぐに唇が重なった

和:…///

○○からキスされちゃった…
心臓の音がはやい…
この音…○○にも聞こえてるのかな?

○:和ってさ…

和:な、なに?

○:料理とかすんの?

和:少しだけ…

○:そっか

和:料理…作ってあげたかったな

○:和の料理…食べてみたかったかも

和:ねぇ…私の身体支えててよ///

○:わかったよ

ふたりでキッチンへ

ささっと料理をする和

和:もうちょっとでできるから

○:あんまり無理するなよ

味付けをしてお皿に盛り付ける和

和:できたよ

和が作ったのは肉じゃがだ

○:美味しそうじゃん

和:食べてよ

○:じゃあいただきます

和:どうかな…?

○:めっちゃ美味い
和はいいお嫁さんになりそう

和:よかった///

この後ふたりで肉じゃがを食べて
安静にしてろよと話をして和の家を出た


蓮加とのデートの日

蓮:おまたせ!

○:待たせすぎ

蓮:○○なら許してくれるかなぁって思って

○:別にいいけどさ
どこ行きたいの?

蓮:それが全然決めてないんだよね

○:そっか蓮加らしいや

なんだろう
蓮加と一緒だと
デートしてるって気分じゃないな

ふたりはフラフラと歩いて公園までやってきた

蓮:ここの公園さ
懐かしいよね

○:そうだな
よくここで遊んだね

蓮:ねぇ誰を選ぶか決まった?

○:なかなか決められないよ
みんなかわいいしいい人たちだから

蓮:そっか〜
どうせ蓮加は選ばれないだろうから

○:それはまだわからないよ

蓮:蓮加たちは幼馴染!
隠し事はなしだよ

○:幼馴染だけど…

蓮:ほら!
早く教えて

○:やっぱり彩はかわいい…
でも今の俺の中では和…かな?

蓮:そっか
蓮加の後はあーやとデートだっけ?

○:そうだよ
なんか複雑な気持ちでさ…

蓮:最終的には1人選ばなきゃいけないんだから
○○がハッキリしないとだよ!

○:それは分かってるよ

蓮:蓮加は新しい恋見つけよ

○:俺、蓮加の恋もちゃんと応援するよ

蓮:ありがとう

蓮加の初恋…さよなら
今は精一杯強がらなきゃ…
ここで泣いたら…

蓮:そろそろ帰ろっか
なんかデートって感じでもないし!

精一杯の強がり…

○:そうだな

蓮加を家まで送った

蓮:…ぐすん

この後…自分のベッドにダイブした

涙が溢れてくる…拭いても拭いても…

次の日、目が腫れてたのは言うまでもない



彩との場合

○:彩おまたせ!

彩:いま来たところだよ

○:どこ行く?

彩:カラオケ!

○:カラオケ?

彩:今日はいっぱい歌うぞ〜

○:そうだな

彩:しゅっぱーつ!

カラオケに着く

○:何歌う?

彩:○○先に歌ってよ

○:えぇ?
何歌おうかな。

彩:じゃあこれ!

○:ちょっ!いきなり…

「きっと想像した以上に
騒がしい未来が僕を待ってる」

歌い終わったあと

彩:なんか歌い方が変わった?

○:そんなことないと思うけど…?

彩:心が揺れてる証拠かな?

そう言われると頭の中には和の顔が…

○:まぁ次は彩の番だよ

彩:もう…顔に出てるよ
他の子の顔が浮かんでますって!

○:あはは…
彩はよく見てるよね

彩:彼女だもん…
蓮加さんから奪ったような感じだけど…

○:そうだったね
ほらこんな話はいいから!
彩も歌ってよ!

彩:わかったよ…

「もう叶わない 想いなら
あなたを忘れる勇気だけ 欲しいよ」

失恋ソングか。
なんか悲しいな

○:彩って歌上手いよな

彩:そうかな?
久保さんとか和の方が上手いよ!

○:その中に入るぐらい彩も上手い!

彩:そう言われると嬉しい

このあともふたりで歌った

彩:疲れたぁ

○:そろそろ帰るか?
時間だろうし

彩:そうだね!

このあと彩を家まで送る

彩:またね

○:彩…またね

お互い笑顔でお別れをした。



そして家までの帰り道…

蓮:ちょっと離してよ!

男:姉ちゃんちょっといいだろ?

蓮:いいわけないでしょ!

男:おいおいあんまり怒らせるなよ?

鋭い目つきで黙り込んでしまう蓮加

○:ちょっとお兄さん
俺の彼女に何してんの?

蓮:○○!

男:あぁ?
やんのか?

このあと少し苦戦したが男を追い払った

蓮:○○…助かった…
めっちゃ怖かった

抱きつかれて泣かれてしまった

ちょっと恥ずかしいが頭を撫でてあげる

いつも隣にいてくれるこれが普通だった
でも他の男が蓮加の隣を歩いていたら…?

なんだかすごくモヤモヤする…

○:怖かったよな…
1人にしてごめんな

蓮:うん…

このあと蓮加が落ち着いて来たので蓮加を家まで送る

蓮:ほんとにごめんね
あーやとのデートだったよね?

○:その帰りたまたま見つけられてよかったよ

蓮:ほんとにありがとう
決まったの?

○:うーん…
まだ悩んでるよ

蓮:そっか
蓮加は選ばれなくても
○○が決めたことなら応援するよ

蓮加は選ばれない
そう自分の中で決めたから
○○の恋を全力で応援することにしたんだ…

○:さんきゅー
蓮加の顔見たらさ
なんか俺も安心したよ

蓮:じゃあ明日の放課後!

○:屋上でな!

こうして5人とのデートが終わった



そして放課後の屋上5人で先に集まっていた

史:みんなはどんなデートしたの?

蓮:なんか蓮加はデートって
感じじゃなかったけど公園で
ベンチに座って昔のこと話したりかな

和:それもいいですね!

彩:なんか幼馴染だから
できることって感じですね

あ:あやはね
カフェデートした!

和:カフェ巡りってことですか?

あ:違うよ
カフェでコーヒー飲みながら
一緒にたわいもないこと話してただけ

史:あやめんらしいね

彩:確かにそうかもですね

あ:そんな久保さんは?

史:私は動物園に行ったよ

蓮:なんか王道って感じ

あ:絶対○○くんは
カフェとか落ち着いたところ
大好きだと思うんだけどなぁ

彩:私はカラオケ行きました!
デュエットしたり好きな曲を
歌ってもらったり楽しかったです

和:カラオケいいなぁ
でも私が1番かもなぁ

蓮:和は自信満々だね

和:もちろんです!
和が○○くんの
彼女になるんですから!

あ:どんなデートしたか聞きましょうよ

蓮:そうだね!

和:お家デートしました…///

和の顔が爆発するんじゃないかってぐらい赤くなる

もちろん全員が驚いた

和:まぁいろいろ理由があるんだけど…

理由を話して家で何をしたかを話した

彩:和に負ける…?

史:これは強いなぁ

あ:聞きたくなかったかも

蓮:まぁ強すぎるねこれは…

そんな話をしてると○○が来る

○:ごめんね
おまたせ〜

さっきまでとは違うピリッとした空気になる

○:まずみんなデート楽しかった
ありがとう

頭を下げる○○

和:顔上げてよ
みんな楽しかったよ

あ:そうですよ

○:それに…和には怪我させちゃったし

和:それは○○悪くないから
それにお家デートも楽しかったし…///

蓮:じゃあそろそろ決めてもらおうか!


○:よく聞いてね
まず彩…ごめん…

彩:もうわかってたよ
誰を選ぶの?

○:和…

数分だけ時が止まった気がした

○:ごめん…正直デートだけなら
和を選んでたと思う…けど俺考えたんだ
誰の隣に他の男が居るのが嫌かを…

これで彩でも和でも無くなった…

○:俺が選ぶのは…蓮加!
やっぱり隣に居て欲しいのは蓮加なんだ

蓮:えっ…///

彩:やっぱり蓮加さんだよね

史:幼馴染パワー

あ:幼馴染強すぎる

和:んぅ…

和は選ばれなかったのが面白くなかったのかご機嫌ななめな様子

○:あと1つ選んだのは蓮加だ
でもこれからも同じように
みんなで仲良く学校生活を送ろう

4人は返事をして蓮加に一言ずつ言って屋上から出て行った

蓮:なんで…?

○:蓮加…好きだ…遠回りしちゃったけど

蓮:選ばれないと思ってた
私の涙を返せ…!

涙を流しながら○○の胸に飛び込む
○○は受け止める小刻みに震える背中

○:俺よく考えたんだ
蓮加が隣に居ない世界
つまんない世界だった

蓮:嬉しいよ
これからも隣に居てね

○:それは俺のセリフだよ
蓮加…好きだ!
ずっと俺の隣に居てくれ!

蓮:よろしくね
絶対に蓮加の隣にずっと居てね?

○:もちろんだよ!

このあとも変わらずの学校生活が続いていく
朝は蓮加と歩いてると後ろから史緒里先輩
史緒里先輩から逃げると前にはあやめちゃんに和
学校に着くと彩も合流

あと少しこの日々が続くと思うと鬱陶しくもあるがすごく楽しい日々だ

学園のマドンナたちに追いかけられるんですが俺は幼馴染と付き合うことを決めました

いいなと思ったら応援しよう!