放課後に屋上で…
教室が騒がしい…
なんでかと思ったら今日はバレンタインだった
まぁ僕はどうせ貰えないからなんとも思わない日
あの子から貰えたらどれだけ嬉しいことか…
あの子って誰か?
それは同じクラスの岩本蓮加
今も仲良い男子にチョコを配り歩いてる…
もっとかっこよく産まれたかった…
男1:やった〜
蓮加ちゃんから貰っちゃった
蓮:なにそれ
蓮加は笑いながら言う
男2:俺も貰ってるし
男1:あ〜俺だけじゃないのか〜
男2:残念だな
そんな話を聞いてると羨ましくて死にたくなる
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私は蓮加…
陽キャな男子達に話しかけられすぎて…
気になってる人のところに行けない
ほんとにどうにかしたい
陽キャな男子には失敗したチョコを渡している
蓮:昼休みに下駄箱に手紙入れとこ
蓮加は昼休みに下駄箱に手紙を入れて教室でお弁当を食べる
そして放課後がやってくる
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蓮:はぁ…来てくれるかな…
屋上に蓮加は1人で待っている
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〇:よし、帰るか
僕は下駄箱を開けると手紙が入っていた
〇:れ、蓮加ちゃんからの手紙…
これって間違いじゃないよね…
僕は屋上まで走った
屋上の扉を開けると蓮加が1人で待っていた
〇:蓮加ちゃん…?
蓮:〇〇くん
ん?
蓮加ちゃん…僕の名前覚えてくれてたんだ
〇:れ、蓮加ちゃんどうしたの?
蓮:れんかね…ずっと〇〇くんのこと気になってた
だから…その…本命チョコです!
付き合ってください
嘘だろ?
ほんとに?罰ゲームとかじゃないよね?
それにしても嬉しすぎる…
俺も好きです
〇:お、お願いします!
僕も蓮加ちゃんのこと好きです!
蓮:ほんとに?
嬉しい!
この後屋上で少し2人で話した
次の日クラスで話題になったのは言うまでもない