罰ゲームから始まる恋
みんなでお泊まり会
女の子だけでやる訳じゃないけど
男子も数人。
さ:みんなでババ抜きでもしようか?
和:いいですね!
直:いいね
蓮:賛成!
〇:じゃあババ抜きしよう!
みんな同級生で上から
遠藤さくら
井上和
安藤直也
岩本蓮加
そして俺を含めた5人でお泊まり会をしている
ババ抜きを始めると…
〇:はい!
1抜け〜
蓮:〇〇くん強いね
直:そういや罰ゲームとかは?
〇:でこぴんでいいんじゃね?
和:あ〜いいかもね
さ:ちょっ…
直:じゃあでこぴんに決定!
どんどん進んでいき
蓮:はぁ…
さ:れんちゃん
行くよ!
蓮:うん
さ:えぇ?
JOKERだ
蓮:よし!
蓮加がさくらのカードを引く
蓮:よっし!
あがりー!!
さ:負けちゃった
直:1位の人がでこぴんするってことでいいよな?
蓮:そうだね!
〇:じゃあさくちゃん
さ:えぇ…
〇:おでこ出して?
さ:わかった…
おでこを出すさくらを見て…
あれ…なんだろう…
いつもより可愛く見える
〇:さくちゃん恥ずかしがってるからお前ら向こう向いてろ
指示通り〇〇以外はさくらから視線を外す
〇:おでこだしてるさくちゃんも可愛いよ
さくらにだけ聞こえるように小声で…
さ:……///
〇:じゃあいくよ
〇〇は自分の左手をさくらのおでこに添えて…
さ:えっ?
パチン!
自分の左手にでこぴんをする
〇:痛がって
これも小さい声で
さ:もう…でこぴんってこんなに痛いの?
おでこを擦りながらつぶやく
〇:もういいぞ
和:そんなに痛かった?
さ:痛かったよ
蓮:あがれてよかった〜
直:俺もさくちゃんにでこぴんしてぇ
さ:もう嫌だよ〜
みんなで笑ってトランプは終わった
いろいろやってみんなが眠った頃
〇:はぁ…なんか眠れない
〇〇は外に行こうとすると…
さ:〇〇くん?
〇:あっごめん
起こしちゃった?
さ:ううん
なんだか眠れなくて
〇:一緒に散歩でも行くか?
さ:行こう
ふたりは家を抜け出して外を歩くことに
さ:深夜に外歩くのってなんか悪いことしてるみたい
〇:そうだな…
あれからずっとさくらを意識してしまって目を合わせられない
さ:コンビニ行かない?
〇:いいね
さ:なんでさっきから目を見てくれないの?
〇:なんか緊張すんの…
好きなんて言えないよ…
さ:なにそれ
さっきの罰ゲームからなんか変だよ?
〇:そうか?
ん〜…俺…さくちゃんのこと好きだ。
さ:んぇ?
〇:だから…
さくらのことが好きだ…///
きっと俺は今、顔が真っ赤だろう
さ:嬉しい…///
〇:付き合ってくれ!
さ:よろしくね
そんなこんなで付き合えたわけだが家に帰ると2人で抜け出したことがバレて付き合ったこともバレ結局ふたりは寝ないで朝を迎えましたとさ。