さく姉3〜○○結婚編
今日は一ノ瀬さんと和を一緒に乗せて別々の現場に送り届ける日だな。
○:和〜起きて!
和:もう少し…
○:今日は一ノ瀬さんも一緒だから
和:えぇ…?
美空は他の人に頼んだらいいじゃん
○:そうもいかないのよ
和:はぁ…
着替えるね
んっ?え?
今…着替えるって言ったよね?
俺まだいるんだけど…
○:ちょっ和!
俺まだ居るから〜!!!
俺は部屋を急ぎ出る
和:別にそんな急いで出なくてもいいのに
○○に聞こえたのか…
○:俺には刺激が強すぎるの!
中学生の時の賀喜さんとのことが頭によぎる
○:あの時…賀喜さんはどんな気持ちだったんだろ
すると扉が開き…
和:遥香さんと何かあった?
○:いや、何もないよ
和:ならいいけど〜
2人は車に乗り込み…
○:朝ごはん食べれなかったしコンビニ寄って何か買う?
和:うーん
朝は抜きで大丈夫!
○:じゃあこのまま一ノ瀬さんの家に向かうね
すると○○のスマホが鳴る
和:私が出てあげる
美📱:もしも〜し
○○さんそろそろ着きますか?
お外で待ってますね
和📱:まだまだかかるかなぁ
美📱:和じゃん!
和📱:○○じゃなくて残念だったね
美📱:でも〜これから
○○さんとも一緒だからいいよ〜
和の嘘つきもう着くじゃん
車は一ノ瀬さんの家の前に止まる
美:○○さん朝はやくからありがとうございます!
○:おはよう
和:私に挨拶はなしですか?
美:だってぇ和は怖いんだもん
和:ふーん
私の○○にちょっかい出さないでね
○:まぁまぁ
出発するよ〜
和:はーい
美:そういえば○○さん!
○:ん?
美:乃木フラまだやってるんですね
矢久保さんに私も進められたんですけど…
○:ん〜俺はあんまりもうログインしてないよ
美:それは嘘ですよね
昨日もログインしてましたし
矢久保さんに教えてもらいました
和:ふーん
まだ辞めてなかったんだ
○:いや〜
矢久保さんが嘘ついてる可能性あるよ?
和:じゃあスマホ見せてもらおうかなぁ?
美:もしかして…余計なこと言っちゃいました?
和:いや、全然余計なことじゃないよ
○:あぁ…とりあえず着いたよ
一ノ瀬さんお仕事頑張ってね
帰りは他の人が迎えに来ると思うから
美:はーい!
一ノ瀬さんは現場に向かった
そしてここからだ
和:どういうこと?
○:やっぱりやめれないよ
矢久保さんとの話題にもなるし
別に浮気してるとかそういうのじゃないしさ
和:まぁいいけどさ
いちばんは私…だもんね?
○:当たり前だろ
和以外ありえないよ
和:もうそろそろ夏休み入れようと思ってるからさ○○も同じ日に休み入れて欲しいんだけど
○:それはもちろん任せて!
休みを合わせる約束をして和を送り出しまた暇な時間を過ごす
○:スマホの写真フォルダの整理でもするか。
和とさく姉の写真がいっぱいだ。
卒業式の日に撮ったさく姉と和と俺のスリーショットが今でもお気に入り
いろんなことがあったが芸能界に和が復帰したのも話題になったがそれ以上に俺は嬉しかった
○:和がまたさく姉と歌って踊るみたいなのもみたいけどもう無理かな…
数時間、写真の整理をした
その後写真を眺めてると眠ってしまったらしい
和:○○!
○:んっ…やばっ!
寝ちゃってた
和:こんなに暑い中で…
汗やばいよ?
これ飲んで
○:ありがとう
和の飲みかけのペットボトルのお茶を貰って飲んだ
○:まじ暑いなやばっ!
車のエンジンをかけて冷房をつける
和:運転大丈夫?
顔色悪いよ?
○:大丈夫だよ
ちょっと頭痛いぐらいだから
心配させないように嘘をつく
正直な話身体が硬直して思うように動かせない
和:もう少しここで休もう?
○:ん〜わかった
和:ちょっとそこの自販機で飲み物買ってくるね
○:わかった
気をつけてね
和:すぐそこだから大丈夫だよ
すぐに和が戻ってくる
そして買ってきた水をあけて渡してくれる
○:ありがとうね
和:いえいえ
だいぶ体調も良くなってきたので運転を始める
和:やっぱり○○の運転してる時の横顔ってかっこいい
○:そうかな?
和に言われると嬉しい
和:休みのことなんだけどさ?
○:うん
和:覚えてる?
高校卒業前に買った服
○:うん
覚えてるよ!
和:あれ着たいなって思ってて
○:いいじゃん
めっちゃ楽しみだな
なんて話をしながら自宅へと車を走らせる○○でした
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