さく姉と遊園地
○:さく姉!起きて!
さ:んぅ…
もう少しだけ寝させて
○:てか…さく姉…///
無防備すぎる…
僕はさく姉の隣に横になり…
ぎゅっと抱きしめる
さ:あったかい…
いつの間にか僕も夢の世界へ…
数時間後…
さ:んぅ...///
ちょっとぉ○○?
○○は眠っている
さ:これじゃ起きれないよ
○○起きて!遊園地行けなくなっちゃうよ
○:んぇ?
はっ!?
さ:はやく着替えよ
○:わかった
急いで着替えた○○が部屋に戻ってくる
○:着替え終わっ…
さ:はやく閉めて…///
○:ご、ごめん!
僕はドアを閉める
さ:なんで入ってくるのよ
○:ごめん!
○○は部屋から出てリビングへ
○:おはよう…
父:どうした○○
○:さく姉の裸…見ちゃった…///
父:そっかそっか
顔真っ赤にして
父親は大笑いする
母:ちょっと
もう○○も子どもじゃないんだから
○:母さん…
さく姉に嫌われたかも……
母:ほんとに…
さく姉がドタドタと降りてくる
さ:はぁはぁ…
どうかな?
○:可愛い…
さく姉すごく可愛いよ
さ:ならよかった
○:さっきはごめんね
さ:大丈夫だよ
気にしてないし
父:○○よかったな
母:もうお父さんもからかわないの!
父:わかったよ
さ:嫌われたかと思ってたの?
さく姉は僕の頭を優しく撫でながら聞いてくる
○:べ、別に…///
今でも鮮明に覚えてる…
さく姉の……。
さ:変なこと考えてるでしょ?
○:そんなことない!
さ:○○の変態!
○:ち、違うって!
さく姉!
さ:もうすぐ高校生だもんね…
○:もう…さく姉ってば…
さ:嘘だよ
ほら準備して行くよ
母:気をつけて行くのよ
さ:はーい
○:行ってきます
完全に寝すぎたせいであんまり遊ぶ時間が無くなったのは内緒
着いた頃には空は薄暗くなっていた
さ:寝過ぎちゃったね
○:さく姉がもう少し寝たいとか言うから
さ:えぇ?
さくが悪いの?
○:いや…さく姉が悪いというか…
遠くで見てたガラの悪い男が…
「あの子可愛くないっすか?」
『可愛いなてかどこかで見たことあるような』
そのまま近づいてきて
『すみません』
さ:ん?
○:な、なんですか?
『遠藤さくらさんですよね?』
「あ〜あの乃木坂の子」
さ:違いますよ
人違いです
『違うなら俺らと一緒に回ろうよ』
さ:大丈夫です
弟と一緒に来てるので。
そういい2人で男から離れていく
「そっちがその気なら…」
男達は○○とさくらが遊園地で遊んでるところを写真に取っていく
手を繋いだり腕を組んだり
いろんなアトラクションに笑顔で2人で乗ってる所などいろんな所を撮られてしまった。
○:楽しかったなぁ
推しメンと遊園地なんて
誰もができることじゃないし…
さ:推しメンなんて
ただのお姉ちゃんです
○:お姉ちゃん兼推しメンだよ
大好きなんだから…
最後に2人で観覧車へ
○:さく姉…
さ:なんでそんな緊張してるの?
さくらは大笑いする
○:だって…姉弟とはいえ…
推しメンが僕の隣に乗ってるんだよ
さ:じゃあ推しメンとこんなことできるのも○○だけだね
さくらは○○の方を向き…
○:だ、だ、ダメだよ!
さ:ふふっ
可愛い
○:さく姉はアイドルなんだから!
しかもエース!
さ:うーん
それは言い過ぎかな
○:和ちゃんより絶対可愛いもん
世の中の男は見る目なさすぎる
さ:ありがとうね
○:本当に思ってること言ってるだけ
さ:それでも嬉しいよ
あっという間に観覧車は1周する
そして家に帰ってきた
○:推しメンとのデートも終わりか
さ:デートじゃないし
○:僕にとってはデートでした
寝る前……
○:さく姉…明日帰っちゃうんだよね?
さ:そうだね
○:帰って欲しくねぇ
さ:そんなこと言ってもダメ
○:ねぇ…今日はずっと隣にいて欲しい
さ:ほんとに困った弟だなぁ
この日は同じベッドの中に入り眠った
○○はさくらのパジャマの袖をぎゅっと掴み眠っていた。