あなたは私の王子様
俺の名前は○○学校でも一応いい成績を残してる
クラスでも結構人気者
だが1つ困ってるのが俺は女の子にぐいぐい来られるのが好きじゃない捌くのがキツい
そして俺の好きな人…
彼女は俺には興味無いみたいだ
目を合わせようともしてくれないのだから
女:○○くんここ教えてくれる?
○:そこなら俺より詳しい人知ってるからその人に教えてもらったほうがいいよ
女:じゃあその人に聞いてみる
ありがとう〜!
いつもこんなんばかり昼休み終わると俺の好きな人は何故かいつも体操服を来ている
だから今日は探してみようと思った
校庭にもどこの教室にも居なかった
残るはトイレ…女子トイレになんか入れるわけもないが…1箇所だけケラケラ笑う声のするトイレを見つけた
○:ここか…
ドアを開ける
○:ふぁ〜よく寝た…
あれ?
女:○○くん男子トイレは隣だよ…?
女2:寝起きで間違えちゃったんだね
○:恥ずかしい…//
みんなには内緒にしてくれ…
それとちょうどよかった
冨里さんちょっと来てくれ
こうして俺の好きな人
冨里奈央を連れ出した
○:なんかおかしいと思った
いつもお昼休みのあと体操服じゃん
奈:……
○:ほらめっちゃ濡れて透けてんぞ…///
保健室行くぞ
奈:変態…見んな…
気持ち悪い…
○:はぁ?
助けてやったのに
奈:別に頼んでないし…
こいつ…ムカつく
こんな奴だったのか?
そんなこと考えてると…
奈:男なんてみんな同じ目的で群がってくるんだ
きっと試しに付き合ってみてそういうことだったんだろう
○:なぁ…お前ってかわいいじゃん?
付き合ってきた数を教えろ
奈:はぁ…5人
○:じゃあ経験人数もそういうことだな
俺は笑いながら言った
奈:ほんとに最低…
○:まぁいいから保健室行くぞ
俺は奈央の手を引いて歩き出した
○:先生〜
そう言いながら保健室を開ける
先:また奈央ちゃんか
奈:ごめんなさい
保健室に置いてある体操服は奈央には少し小さいみたいだ
だから男からの視線も集まる
男なんて変態だからそういう目で見る奴もいる
○:先生もっと大きいのないの?
これじゃちょっと…///
先:これ以上大きいのはないのよね
奈:ほんとに最低…
先生!○○くんの保護者に連絡してください
1人の女の子を傷つけたって
○:ちょっと待ってくれよ…
奈:男なんて全員そう…
奈央の身体しか見てない
○:あ〜わかったよ
俺は保健室を出た
そして自分の体操服の上だけ持って保健室に戻る
先:奈央ちゃん
○○くんは他の男の子とは違うんじゃない?
奈:思わせぶりですよ
どうせ○○くんも身体目当てです
そんな話をしてると扉が開く
○:ほら…
体操服の上だけ奈央に渡す
奈:…
○:俺のだけど着ろよ
少しはマシだろ
先:○○くんありがとうね
○:いいよ
あと言っておく
お前の胸が大きかろうが小さかろうが俺には関係ない。
どっちでも好きになってた
俺はお前の笑顔が好きなんだ
奈:バカ…
先:あらあら
公開告白かしら
○:なんならこのまま2人で学校を抜け出して遊びに行ってもいい
奈央は○○にぎゅっと抱きついて…
奈:ねぇ…奈央をいじめのない世界に連れてって
○:奈央…付き合ってくれるか?
奈:うん
俺の好きな笑顔
目が開いてるのかわからなくなるこの笑顔が好きなんだ
次の日から奈央へのいじめはなくなった
休み時間、放課後は絶対に奈央と過ごしている
昼休みは毎日屋上で心地よい枕で昼寝してる
○:ふぁ〜
奈:おいで?
○:なんか奈央変わったね
笑顔でそう言って頭を太ももに乗せる
膝枕ってやつだ
奈:そんなに寝心地いいの?
○:奈央の膝枕は最高に寝心地いいよ
奈:よかった
頭を撫でられると…ほんとに心地よい
いいお母さんになりそう
○:なぁ奈央
奈:ん?
○:俺さ高校卒業したら就職するわ
奈:なんで?
大学行くって言ってなかった?
○:未来のことを考えたんだ
俺さ奈央と同棲したい
奈央が大学を卒業したら子どもも欲しい
奈:ちょっと待ってまだはやすぎるよ///
奈央には○○が王子様に見えてるらしい
そんな○○と奈央のこれからはまた別のお話