さく姉~○○卒業式〜
3月1日...卒業式だ。
母:○○も卒業かぁ
さ:そうだね
○○起こさないと
父:じゃあ起こしてこよう
さ:あっ行かない方がいいかも...?
父:どうしてだ?
さ:ほら言ってないんだけど
○○ここで彼女と同棲してるから
母:あら、いつの間に
○○もお姉ちゃん離れしたのね
さ:まぁ彼女と言っても2人が知ってる人だけどね
母:そうなの?
父:わかったぞ
美空ちゃんだな
さ:それはどうだろう?
父:父さんは和ちゃんが好きだったんだけどなぁ
さ:てか本当に起きてこないね
父が○○を起こしに部屋へ
父:○○いつまで寝てんだ!
ベッドがモゾモゾと動く
和:んぅ...
父:起きなさい!
布団を捲ると...
和:ん?
父:え...?
和:きゃー!!!
○:んぁ!?
和どうした?
和:知らない人が...
○:んぅ?
○○は目を擦り...
○:父さんだよ
もう和のことびっくりさせないでよ
父は部屋から追い出された
父:追い出されちゃった
さ:和ちゃんの叫び声凄かったね
母:まったく...
○○の部屋では
和:おはよ...
○:ごめんな?
和:大丈夫
卒業式だね
○:そうだな
いろいろあったな〜
和:1年生の最初の頃は一緒だったし
○:確かにその頃から和のこと好きだったな
和:彩に浮気してたけどね
○:それは誤解だし
和が勝手に怒ってたじゃん
もう会えないと思ってたんだから...
和:ごめんね
私はずっと○○のこと好きだった
だからまたこうやって会えてよかった
○:ずっと好きでいてくれてありがとう
○○は着替えを始めた
最後の高校の制服
和:この制服見るのも最後かぁ
○:また和の制服姿もみたいななんて
制服ディズニーとか行きたかった
和:私...着れるかな?
○:まだまだ行けると思うよ
和:じゃあ行こうか...
2人は着替えを済ませてリビングへ
和:○○くんのお父さんさっきはすみませんでした
父:気にしなくていいよ
和:お母さんもおはようございます
母:おはよう
○:父さん母さんさく姉
ほんとにありがとう!
卒業式行ってくる!!
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○:和!ここで写真撮ろ
さく姉も!
父:よし撮るぞ
さ:和ちゃん行こ
和:はい!
スリーショットを撮った
その後は父と母とも写真を撮り家に帰ってきた
○:疲れたぁ
和:お疲れ様
○:ありがとう
さ:この後はどうしようか?
○:母さん達は帰る?
てかいろいろ買わないとなスーツとか
父:じゃあ1回こっち帰ってこい
○:そうしようかな?
さく姉はどうする?
さ:私も帰る〜
和:...
○:もちろん
和も来るんだよ
和:いいの?
母:もちろんだよ
今日の夜はいっぱい料理作るからね
さくらも和ちゃんもお手伝いしてね
和:はい!
さ:はーい
ということで実家に帰ってきた
久しぶりの部屋そこには前とは違って和がいる
いつもはさく姉の部屋で遊んでた
でも今は違う
女の子を部屋に入れるのも久しぶりだ
そして今日は彼女が部屋にいる
和:相変わらず綺麗だね
○:まぁずっと使ってなかったし
和:○○のベッドに横になっていい?
○:いいよ〜
和:○○はまだ乃木坂で活動する私を見たかった?
○:ううんって言ったら嘘になるかな
和:そっか
○:俺さ和とアルノさんの猫舌SHOWROOMめっちゃ好きだった
和:え?
どんな内容だったっけ?
○:アルノさんと答え合わせるやつだよ
夏に聴きたい乃木坂の曲とかお題あったじゃん?
和:○○...バカにしてる?
○:してないしてない
裸でSummerめっちゃおもろかった
○○は爆笑しながら言うと...
和:ばーか!ばーか!!
○○のばーか!!
○:裸で...ねぇ
和:変な事考えるな変態!
大人を揶揄うな!
○:ごめんごめん
さ:なに騒いでるの〜?
○:和が乃木坂で活動してた時に可愛かったところを話してたの
和:違います!
○○が私のことバカにしてくるんです!
さ:仲良くていいねぇ
○:さく姉!
俺さく姉にいっぱい助けられた
さ:お姉ちゃんなんだからこれからも頼ってね
和ちゃんもなんかあったら相談してね
○○は私の言うことなら聞くから
和:はい!
○:さく姉にチクるのはずるい
和:私の言うことも聞いてくれたらチクらないで良くなるから聞いてね
○:まったく...
さ:和ちゃんそろそろお料理のお手伝いに行くよ
和:わかりました
○:じゃあ俺ちょっと外出てくるわ
夕飯までに戻るね
2人は母のお手伝い
○○はある所へ出かけた
高校生ながら少しはバイトもして今日のためにお金を貯めていた
ちょっといいハンドクリームと香水を購入した
店員には彼女へのプレゼントかと揶揄われたが渡すのは姉だ。
○:ただいま〜
和:もうご飯できるから
さ:お部屋で待ってて
エプロンをつけたさく姉に和
鼻血が出そうなくらいかわいい
○:わかった
できたら呼んで
部屋に行ってプレゼントを机に起きベッドに飛び込む
○:ふぁ〜
なんか疲れたな
和:○○?
ご飯できたよ
○:ん?
わかった
みんなでテーブルを囲み母さん達が作ったご飯を食べる
○:美味いな...この唐揚げ作ったの和だろ?
母:あらすごい
和:なんでわかったの?
○:なんとなくだよ
さ:嘘だぁ
ほんとに和ちゃんのこと大好きだね
○:う、うるせぇ
和:...///
父:仲良くていいことだ
この後、少し食休みしてお風呂に入る
和がお風呂に入ってる間にさく姉を部屋に呼ぶ
さ:○○どうしたの?
○:あのさ
中学から高校卒業の6年間いろいろ迷惑かけちゃったからさほんとにごめんね
さ:いいんだよ
お姉ちゃんなんだから!
○:ほんとに優しくていいお姉ちゃんでよかったってずっと思ってる
さ:そんな風に思ってくれてたんだね
○:その少しなんだけど
これ使ってくれたら嬉しい
さ:うわぁ
香水とハンドクリームだ
ありがとう!すごく嬉しい
○:喜んでもらえてよかった
さく姉が部屋に戻ってすぐに和が戻ってくる
和:いい湯だった...
○:よかった
おいで髪乾かそう
和:ありがとう
和が○○の前に座る
○:どう痛くない?
和:気持ちいい
○:よし終わったよ
和:ねぇねぇ今年の夏
あの服を来てデート行くの楽しみだよ
○:俺もだよ
和:さくらさんも一緒に今日は3人で寝たい
○:えっ?
和:いいでしょ
今日は特別な日なんだから
○:そうだな
そんな話をしてるとさく姉が部屋に入ってくる
さ:○○お風呂いいよ〜
○:わかった
さく姉今日は3人で一緒に寝よ
それだけ言ってお風呂に向かった
さ:○○と寝るのも久しぶりだなぁ
和:さくらさん
いろいろありがとうございました
さ:○○のためだからね
和:さくらさんも○○のこと大好きですよね
さ:大事な弟だからね
和:○○はさくらさんのことしか興味なかったのになんで私のこと見てくれたんだろ
さ:私よりかわいいって思ったんだよ
和:それだったら嬉しいな
さ:ありがとうね
和:私はなんにもしてません!
そんな話をしてると○○がお風呂からあがってくる
○:あがったよ
和:じゃあ寝よっか
さ:そうだね
3人で布団に寝る
真ん中に○○両脇にさく姉に和
かわいい2人がいる
和:○○...私を好きになってくれてありがとう
○:和こそ俺のこと好きになってくれてありがとう
さ:2人ともお似合いだね
○:さく姉が居なかったら
今こうして和と一緒に居ることも出来なかった
和:さくらさんのおかげです!
さ:そっか
2人とも大好きだ〜
○○を2人が抱きしめる形で眠りについた
さく姉はほんとに優しくてかわいいそして頼りになる素晴らしい姉
和はちょっとクールなんだけどかわいい所もあってすごく大好きな彼女
これでさく姉の話は終わりかな......?
和:…///