新入社員にいろいろ教える立場になりました。
もう4月か新入社員が入ってくる季節
僕は2年前にこの会社に入社した
そして今年も数名の新入社員が入社した訳だが…
先輩方の指導はキツかったらしい
そのおかげで今年の新入社員は残り1人になってしまった…
その子は僕がめんどうをみている遠藤さくら
顔も可愛いしスタイルもすごくいい…
この子だけ辞めてない
僕に預けてくれてありがとうと心の中で思っている
先:新入社員も君だけになっちゃったね
さ:なんかさみしいですね
先:みんな弱音吐いて辞めちゃったからね
遠藤さんだっけ?
さ:そうです
〇〇先輩の元でいろいろ教えて貰ってます
先:〇〇のとこかまぁ頑張れよ
先輩社員はどこかへ行ってしまった
〇:遠藤さん
さ:はい
〇:じゃあ今日はこの契約を取りに行くよ
そしてこの契約は遠藤さんに任せます
さ:えっ?
ひとりでですか?
〇:そうだよ
遠藤さんならもう大丈夫だと思うんだ
もちろん僕もついては行くけどね
さ:が、頑張ります…
〇:よし行くぞ!
━━━━━━━━━━━━━━━
〇:まぁ落ち込むなよ
さ:でも…〇〇先輩がいなかったら
契約の話がなかったことになってました…
さくらの目からはポタポタと涙が…
〇:泣くなよ〜
僕だって最初からすぐできたわけじゃないよ
さ:……〇〇先輩
〇:大丈夫だよ
遠藤さんはもっとしっかり契約を取れる子になるって思ってる
さ:〇〇先輩に恥をかかせない為に頑張ります
〇:頑張れ!
数日後また〇〇先輩は私に契約を任せてくれた
〇:笑顔で頑張れよ?
さ:はい
笑顔のさくら
可愛いなぁほんとにこの子は化けるよ
数時間後
契約を取った会社の前
〇:遠藤さん頑張ったな!!
無意識にぎゅっと抱き締めていた
さ:やりました///
〇〇先輩のおかげです
〇:遠藤さん彼氏とかいるの?
さ:いないですよ
〇:じゃあ今日は初の契約取れたということでお祝いも兼ねて2人で飲みに行こう!
仕事が終わり居酒屋に入る
〇:いっぱい呑んでね
さ:いいんですか?
〇:もちろんだよ
頼んだものが運ばれてきた
唐揚げにやきとり、お漬物だったりが机に並ぶ
そしてまず最初はビール!
ごくごくと喉を鳴らして呑む
そして驚いた遠藤さんが…
ビールジョッキを一気飲みしてしまった
〇:遠藤さん?
一気に呑んで大丈夫?
さ:大丈夫です
いつもなので
この発言で遠藤さんはお酒強いことがわかった
〇:そかそか
さ:〇〇先輩は強いんですか?
〇:ん〜まぁまぁかな?
さ:じゃあ呑みましょ!
唐揚げを食べたり楽しく数時間過ごした
さ:ちょっと酔ってきちゃったかも
〇:僕もだよ…
会計を済ませて同じタクシーに乗る
降りる場所も同じ…僕の家
さ:勢いで着いてきちゃったけどなんか緊張しますね
〇:何もしないよ…
とりあえず水を飲みなよ
さ:ありがとうこざいます
〇:風呂入るか?
さ:いいんですか?
〇:いいよ
着替えがないけど…
さ:〇〇先輩の服を借してください
〇:何かあるかな…
このパーカー着てみて
さくらはパーカーを着る
ダボダボのパーカー
太ももがよく見える
意識したことなかったけど…綺麗だ。
さ:これ服借りますね
〇:わかった
じゃあ入っておいで
さくらが風呂入ってからどのくらい経っただろうか僕は眠ってしまっていたようだ
そしてなんだか寝心地の良い枕…
スベスベで柔らかくて…なんとも言えない
目を開けると僕の頭はさくらの太ももの上
〇:あっ!
ご、ごめん
さ:寝顔…可愛いんですね
〇:や、やめろよ…
さ:〇〇先輩なら何されてもいいですよ?///
〇:……///
ゆっくり…ベッドに押し倒す
〇:ほんとにいいのか?
さくらはコクっと頷く
━━━━━━━━━━━━━━━
さ:〇〇くん!
〇:んぅ…すぅ…
さ:〇〇くん!起きて!
お仕事に遅刻しちゃうよ!
〇:はっ!?
さ:朝ご飯作ったから食べてお仕事行こ?
〇:遠藤さんの手料理?
さ:まぁ簡単なものだけど
それに遠藤さんってやめてよ…
〇:えっ?
さ:昨日のこと覚えてない…?
〇:昨日…あっ///
さ:思い出しましたか?
〇:う、うん
あのさ…
さ:なんですか?
〇:その昨日のは酔った勢いで…
だからさ今からもう1回
遠藤さくらさん僕と付き合ってください!
さ:よろしくお願いします
〇:さくの作った朝ご飯うますぎ
さ:嬉しい
そして同棲し始めてこんな日々が毎日送れている
毎日こんな可愛い彼女の隣を歩いている
新入社員でいろいろ教えてた子が彼女になりました。