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晴明神社の名付け鑑定①

京都の堀川通りの丸太町上がる 一条通り西側に晴明神社はある。創建1007年 安倍晴明 (あべのせいめい)を祀った神社である。

今の大河ドラマに安倍晴明が出ているらしい。見てみたが怪演さが気色悪かった。NHKの恣意的な操作だろう。

わたしとこの神社との出会いは30年前から。1994年に長男が生まれた。親は2週間以内に出生届を出さなければいけない。名前を決めなければならない。
この子の一生を決める大事な大事な名前。この仕事は流石に大役でありいろいろ画数とか、四柱推命とか、算命学とか付け焼き刃的な勉強ではまったく間に合わず、最終手段で晴明神社さんへ名付け診断とやらを受けに行く。

生年月日、出産時間、場所などを聞かれてからその子にふさわしい名前の候補を出してくださった。この中からどれを選んでもよいと。

うちの長男は、この中から選んだ名前を付けた。字面と読みが一致しない。はじめて名前を呼んだらだいたい間違ってる読み方なんだが。

結局は、次男も三男も晴明神社さんの名付け診断で名前を付けた。

それから30年ほど経ってうちの子供たちは何の問題もなく元気で健康に、しかも立派な大人になっている。

そんなわたしも10年前、50歳を前にしてここへ訪問した。用件はわたしの名前の改名である。

人生100年と仮定して前半をこれまでの名前で生きてきたわけであるが、後半は自分で決めた名前で生きていこうと思い、自分の名前を自分で決めて、いわゆる改名を考え、最終晴明神社さんで鑑定を仰いだのだった。

宮司さんはひとことこう言った。
「やめときなはれ」

つづく…

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