見出し画像

ガン保険の詳しい説明も無く契約

ガン保険の保険料の支払いはガンと診断後は一切を免除される。これをP免という。調べたらプレミアムのPだそうだ。

それはさておき、妻が退院して仕事へ行き普通の生活へ戻った。抗がん剤は一旦お休みしてから毎月の定期検診で進行を確認することになる。腫瘍マーカーとかMRIなどで経過を見る。
普通の生活って始まると乳がんだった事すらを忘れてしまう。その頃、長男の卒業。三男の大学入学と引っ越しを手伝い、次男の大学院入学とかライフイベントに全部一緒に参加して多忙な時を過ごす。
5人家族はひとりふたり減っていき三男が大学がある関東方面へ行ってしまったらわたしと妻だけになった。

3人の息子たちを送り出し原点に戻る。これから先はずーっとふたりで助け合って生きていくのだ。わたしも老いていき右目網膜裂孔がわかって手術をした。また、自転車で転倒して鎖骨複雑骨折とかで入退院を繰り返し、いつも助けてもらった。ますます過去の出来事なんて忘れてしまうほど。

そういう訳でわたしにも充分すぎる保険商品をあてがわれわたしの保険代なんと年間何十万という太客となった。
そりゃ網膜の手術や鎖骨の手術とか充分な保険金が出たけれども、毎年かけた保険料を積立しておいたら収支はとんとん。わたしは昔胃潰瘍をやってるので当時はガン保険は入れなかったが、やっと新商品が出来て入れるようになった。しかし保険料は普通の五割増。馬鹿みたいに保険を買わされたよ。

保険の見直しをしてたらその高いガン保険は特定条件がありわたしはそれに該当するので結局ガンになっても保険金は降りないことがわかって営業を呼んで苦情を言って、それからそこの保険は全部やめたのだった。

いいなと思ったら応援しよう!