
ふたつの制度をフル活用
東大阪の町工場の社長からお呼ばれ。試験装置一式を持ってきてと言われてこれまでの実験の報告はメールでしているのだがあらためて口頭で説明をする。いままでなんだか三歩進んで二歩さがるみたいなのろのろとした仕事だった。時間もかかってるし。本当なら1月じゅうにでもかたちにしたかったが社長からは具体的な指示もなく放置されていた感。これからも継続してお願いしますねと依頼される。しかし、どんな装置だかわからないですよね。
わたしは来月3月でハローワーク認定は最終となる。あと18日を残すのみ。
ああ長かった。傷病手当金を18か月もらってハローワーク150日もらって単純に690日もらってたのである。働きもしないのに。正確には傷病手当が約470万円と失業保険は95万4000円であわせて570万ほどもらってる。本当にありがたい。
前職の職場でのパワハラからメンタルを病み。それなりの苦しさと孤独と戦いつつ誰も助けてくれない非情な同僚たち。わたしに味方する証言も一切もらえず罵詈雑言いわれつつ、その腐った企業はパワハラなんて認めなかったのだ。しかも自己都合にしやがった。
そんな境遇にあったわたしをすくなくとも支えてくれたこの制度。傷病手当金と失業給付金。それなりの社会保険と雇用保険から成り立っていて掛け金以上に戻ってきた。
そのお金で食うこともできたし、高いCADソフトと高性能パソコンとか買ってこれからの仕事の方向性が固まったし、そして自由だし嫌な人とのかかわりを全部シャットアウトできて毎日たのしいし幸せだし。
いっぱいもらいやがってと思っている人もいるのかもしれない。しかしこれだけ苦しんだのだから当然だと思っている。