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魔改造の夜 脚立25M 姑息な勝利
大学のライングループの友人からこの番組を紹介された。うちの会社の仲間が出演すると。ぜひ見てねと。
「脚立25メートル競走」と言うテーマ。3チームの競走で一位を決めるようだ。
はじめて見る番組。どこにでもあるものを魔改造して決められた仕様で作り上げる。しかも本来の機能は残さなければいけない。テーマは悪く無いし興味深い内容だった。
各社一ヶ月半前から準備を始める。要求値だけあって答えが無い。その未知の世界に挑戦する風景が興味深いのだが、なにか違和感がある。
テレビ的に受けそうなシーン。若者に任せてやってみてやっぱりダメで派手に壊れてしまうところとか、ありえない重たい機構を取り付けてガチャガチャ飛び跳ねてロッドが折れてしまったり。視聴者を楽しませる要素が盛り込まれている。
脚立25メートル競走のテーマでMラタ製作所のチームでの作業風景を再現している。多くのメンバーにそれぞれ試作させてやってみる。若い人から中堅社員まで。
お金がかかっている。どうせ勤務時間内のことだろう。会社あげての宣伝効果を期待しているに決まっている。
わたしのイメージではこの企業は電子部品メーカーであってこのようなメカ設計、製作には慣れていない素人集団だと思うのだがどうなんだろう。
結局はMラタ製作所が優勝するのだが…
目標タイムを聞かれて3秒って言い切る大風呂敷。他のチームの本当かよすごいな。と言う反応。その後のトライアルでまったく目標ではない8秒台。なんだこれ。
わたしが一番指摘したいのが、脚立に乗って電球をつける時、脚立の下部にジャッキを取り付けて機能を一時的に部品追加で対応した事はずるい。それと走行中に部品が外れたこと。これはあかん。