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貸金庫はわたしの宝石箱

貸金庫ご利用のお客様60人から10数億円を摂取。しかも4年半も誰も気付かない銀行。使い道が投資やて?そんだけあったら投資なんかいらんやろ。しかも犯人の実名は出てこない。不思議だ。これだけの犯行は単独犯ではない。裏で謎の第三者が操っている。

かけがえのない財産を
安全にお預かりします。

半沢!どの口が言ってるんだ。
ここの頭取は半沢という。東京第一銀行かよ。
今まで積み上げた信用は音を立てて崩れていく。元に戻すことはもうできないだろう。

この三菱◯◯J銀行にも妻の口座があった。流石にメガバンクと呼ばれるだけあってATMの入口から警備員が居る。

妻の銀行口座とキャッシュカードがあるけれどもATMは暗証番号がわからないし引き出せない。わたしもない知恵探って考えた。

妻名義の口座からまだ学生だった三男の電気代、ガス代、水道支払いをすべてここに置き換える。それと固定資産税の支払いもこっちで自動引き落としにする。
手続きは面倒だけどすんなり通過した。流石に住所が同じ夫が来て手続きをすれば疑いもないだろう。銀行印もあるし。
もしかしたら自宅に確認の電話があったかもしれない。もちろん妻は出ない。もちろんわたしも。そんなこんなでこれは3年かかった。
最後の残金端数分は、固定資産税、都市計画税の合計がぴったし引かれてゼロ円になるように、端数分をわたしのネット銀行から振り込んだのだ。たぶん165円だったと思う。

涙ぐましい工夫と努力ではないか。あっぱれ。

あと、郵貯は金融機関の中でもいちばんの堅物だと義理の兄から聞いた。義理の兄は◯◯信用金庫に勤めている現職なのだ。いろいろな面で助けてもらったのだった。

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