
最終出勤日あるある
わたしが退職せずにまともに勤めていたら、今月末が退職日となる。おそらく有給休暇は全部残ってたと思うので今月末から逆算して40日ほど前に最終出勤日になると思うので今は既に家でゆっくりしていたと思う。
これまでいろんな人が退職するたびに彼らの最終日一日の過ごしかたを観察してきた。大抵は午前中は挨拶文を書いて午後3時以降用のメールを作って準備しておく。午後は社内報の原稿を書くのだ。広報から500字程度の文章を提出してくださいと。社内報の退職者欄に載せるのだ、顔写真と一緒に。それと、仕事が終わってから職場の人たちに朝礼みたいに立って挨拶するための内容を考える。こんなふうに。
これまでいろいろお世話になりました。
わたしは◯◯年に◯◯部へ行って◯◯して、
◯◯に取り組みました。その時のお客様が考えた…でもそれを…意識を変えて白紙から挑戦…それから3年後…つまり…という訳で…
たとえば… するとですね… ちなみにこの時は…となりまして…
まだ終わらんのかい。しんどい。だいたい話が長くてつまらない。その話が10分ほどして最後に女性社員が花束を持ってくる。
本当にお疲れ様でした。ってみんなが言う。
記念品はご本人から希望を聞いて用意しました。中華製のタブレットです。
ちょー待て。そのお金はどこから出たんや?
そして彼は帰って行った。電車にも花束持って帰って家では奥さんがお出迎え。あなた長い間ありがとうとか何とか言う。あなたの好きなマグロのタタキですよ。熱燗も用意したわ。どうぞ召し上がれ。
ちゅー風景なんだろうな。知らんけど。
翌週出社してみるとなんと先週末退職したカワバタさんが居るではないか。
延長雇用やて。何やそれ。