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自筆遺言書作戦を計画する

実父が亡くなって一年半。当時の相続では自ら進んでわたしがとり仕切った。わたしには兄と妹が居てそれぞれ持ち家がある。もちろんわたしにも家がある。80代の母も現在住んでいるいわゆる実家も有る。

母は現在は元気であるが、同じ質問を何度か繰り返したり、お金を下ろして何処かへ隠してそれを思い出せずに無くなったと。これを妹が来て盗んだに違いないと言い出す始末。

このまま軽い痴呆症にでもなったら大変。相続は困難になる。
わたしが眠れないほど心配しているのは、今の実家である。近い将来誰も住まなくなる予定の実家の相続がどうなるのか?とても気になる。

わたしも妹も実家は要らない。当然長男が相続すべきと思う。妹もそう言っている。
だけど絶対に揉めるに違いない。なぜならは兄は遠方に住み60を超えて文句言いながら会社に勤務する。どんな文句かと言うと、現役を退いたらゆっくり働けると思いきや定年後も変わらず、給料は安く割りが合わないと。

わたしが最も忌み嫌う人種なのだ。文句あるなら辞めたらいいのに。アホである。

そんなアホに実家を相続してもらうのだ。長男なら当然だ。わたしは相続を放棄してもいいぐらい。だが、無職のわたしは老後のために現金が欲しい。

なので、言い方が悪いが母をそそのかして自筆遺言書を書いてもらう。ワープロで署名はダメで全部自筆でなければならない。

この家は長男が相続すること。不動産は現況価格と預貯金と加えて三人均等に分割しなさい。
そう書いてもらって封筒に入れて閉じてもらうのだ。

もちろん本人が納得した上で。

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