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リチウムイオン電池を海外発送①

とある中華ショッピングサイトを昔使っていた。アリエク(Aliexpress)という。今でも大抵何でも買える。いまはテム(TEMU)の広告がやたらと来て少しウザいがなんだか割引とかクーポンとか、5000円分プレゼントとかルーレットでポイントゲットとか。ものすごい広告をつけている。

テムができる前のアリエクの話。わたしの愛用するウォークマンの電池が弱って来たら自分で交換していた。精密ドライバーで開けてハンダ付けで接続して交換していた。少し技術があれは簡単に出来た。最初はメルカリとかAmazonとかから電池を買っていたが、たまたまアリエクで同じ電池が格安で売っていたので注文した。二週間かかった。

交換してみたが不良品だった。

返金してもらわなければとメールで連絡とって返事があった。全部英語である。
使えないという証拠の画像を撮ってメールで送れと。送って返事があった。
わかった。現品をここに送れと。広東省深圳のどこかのアパートみたいな住所だった。

怪しい。この製品はトルコのイスタンブールから送られてきたのだが返品は中国の深圳だ。

早速郵便局に行って国際便を頼みに行く。輸出なので厳しい。中身は何なのかとその金額を申告する。
傍に注意書があった。リチウムイオン電池は送付できませんと。

しまった。送れない。どうしよう返金してもらえないやん。そうだ、虚偽申告で送ってやれと思った。品名スマートフォンケース。金額1000円と書いて申告した。
万が一発火して飛行機が墜落したら大変なので、船便にした。船便でもあかんのやが。

発送してから後悔した。法に触れるかもしれないと。なんだろう郵便法?関税法?虚偽申告で火事になって逮捕?とか…つづく

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