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マグロの漁獲枠配分について
先日、水産庁で来年度のクロマグロ漁獲枠の分配が決められましたね
沖合漁業は前年よりも400トン増加
沿岸漁業は前年よりも5トンの増加
はい????
沿岸漁業はただでさえ困窮し、水産庁も海業とかいう新しいカタチを目指すとか言ってましたよね??
マグロが獲れれば少しは沿岸漁業にも光がさすのですが
実際、北海道のイカ漁師は夜釣りをしていてマグロが寄ってくると、掛かったイカにマグロが食いつくため漁具の破損があり、仕事にならないと言ってました
また、定着網なんかにもマグロが入り、網起こしの際にマグロが暴れ、網の中で死んでしまうことがあります。
しかし、漁獲枠がないため水揚げや出荷が許されず泣く泣く死んだマグロ、ズタボロに傷つき死んでしまうだろうマグロを放流(廃棄)しているのが現状です。
しかし、そのマグロを沿岸漁業者が水揚げできるようになれば、今よりも生活が楽になったり、それこそ持続可能な漁業の実現に最も費用対効果が高い仕組みになるのではないでしょうか
にも関わらず、マグロの漁獲枠配分が優先されるのは大型巻き網船団です。
果たして水産庁は日本の漁業を考えているのかと疑いたくなる決定で今日は朝から引っ掛かっておりました。
おやすみなさい