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映画「カラオケ行こ!」DVD、およびDVD特典映像(1回目)を見た後の、私的な覚え書き。



⚠ネタバレしかない。 
⚠オタクの私的な覚え書き。 
⚠オタクの妄言多謝。 
⚠「カ!」原作は、映画を観る前に一度、35回目を観終わった後に三度、読了済み。 
⚠「ファ!」上巻は一度読了済み。
⚠「ファ!」雑誌掲載分は最新話含め、未読。



世間は、夏の祭典の時期でもありますが、知らん間に、KADOKAWAさん、サイバー攻撃を受けていらっしゃったようで…
えらいこっちゃ🥺

DVD発売日に、映カ!公式ホームページが見られないのは悲しいけれども、個人情報は多分、命の次くらいに大事なので、がんばって対処してください、知らんけど。


ということで、DVDにつく特典が、法人別というアコギな手法に、まんまと散財したオタクですが、後悔はしていない。

法人別の特典が販促写真の使い回しだろうがなんだろうが、公式グッズとして考えれば、結局のところ「金なら出す」精神なのだから、行き着く先は同じってことで。

とにかく、特典付きDVDボックスの裏表紙の聡実くんの、歩道橋の上からの、ほんのり笑顔が、ものすごくかわいくてかわいくて、なんか、全てがどうでもよくなった。

あーーー、ホンマに、かぁわいいなぁー!!(全力で天を仰ぐ)



母親が亡くなって、一人になった時、テレビもDVDプレーヤーも処分してしまい、さらにノートパソコンも売り払って、ひとり暮らしをはじめたので、今回はポータブルのプレーヤーを買う選択肢と迷った挙げ句、聡実くんの♪紅は少しでも大画面で見るべきやろ!という、オタクの偏執的な概念のもと、備品のBlu-rayプレーヤーを貸し出してくれるというホテルにて、映カ!鑑賞会を繰り広げてきた次第、もちろんひとりで。


余談だが、一人になってから、盆正月に帰るところもないし、特に行きたいところもやりたいこともなかったので、お盆と年末年始がある長期休暇は、都内か、もしくは近隣エリアのモーニングビュッフェがあるホテルに一泊するのが、毎年恒例。

お盆はまだしも、年末年始というか、大晦日と元旦は、母が亡くなってから、どうしても一人で過ごすことが出来なくて、でも誰でもいいから誰かと一緒に過ごしたいわけでもなくて。
なんというか、この世界にひとりだとはわかっているけれども、うっすらとでも、他人の気配を感じたいというか…
テレビもない一人の部屋は、大晦日とお正月だけは、ほんの少し、寂しくなるので。


そんなこんなで、ひとり映カ!DVD鑑賞会を終えて、朝イチ、乗り換えの銀座駅から池袋駅へ向かおうと、地下鉄の丸ノ内線構内に入った瞬間、列車の発車メロディ→♪銀座でひとつ〜って流れてきて、思わず「え??」って、まぁまぁ、デカい声が出た。

女: 心の底までしびれるような 
男: 吐息が切ない ささやきだから 
女: 泪が思わず わいてきて 
男: 泣きたくなるのさこの俺も 
男女: 東京で一つ 銀座で一つ 
男女: 若い二人が 初めて逢った 
男女: 真実(ほんと)の恋の 物語り 
女: 誰にも内緒で しまっておいた 
男: 大事な女の 真心だけど 
女: 貴男(あなた)のためなら 何もかも
男: くれると云う娘(こ)の いじらしさ

平成でもヤバいのに、令和の人って♪銀座の恋の物語、元歌を知ってるんかな…

そんで、何故か、原作『ファ!』軸の聡実くんと狂児が思い出されて、遠い目になった。(銀座ちゃうし、蒲田やし。狂児は全く若くもないけどな)




映カ!DVDの私的な見方、以下、感情そのまま、特にきちんとメモを取ったりせずに、1回目、見た記憶のまんまのガタガタな情緒で、書き殴っているので、正確には違う場合、多々あり。
オタクの妄想が混在してる可能性も大。

①本編1回目→字幕つき
②特典映像1回目→予告部分は未鑑賞
③本編→オーディオコメンタリー1回目
④特典映像2回目→予告部分と②で気になった部分のみ再生





・冒頭の合唱♪影絵の歌詞を、字幕で読める、見られるのが、ものすごく嬉しい。

♪影が濃くなる〜表面上の狂児の不穏な佇まいと、♪戸惑いながら、覚悟している〜聡実くんのピカピカさ加減が、心に突き刺さり、際立つ対比。


・映画館でも、ちょっと、気になったけれど、狂児の声の低さに愕然とする。

オタクの聴覚が、すでに衰えはじめているからか、綾野“狂児”の低音、めちゃめちゃ聴きとりづらぁ…
「ごめんな…」のとことか、ボリューム、めっちゃ上げたわ。

で、何が知りたかったのかと言うと、初見から、ずーっと、頭がパァン!なる、あの宇宙人一撃シーンのあとのシナリオブックにない狂児のセリフ。
友人と観に行ったときにも確認してもらったけど、やっぱり『買うたるわ』って言ってたことに、全身全霊、震えた。

 「なんか、欲しいもん、あるんか?買うたるわ。ん?どれ?」 
ここのシーン、好きすぎて、観るたびに毎回のように脳内が一時停止してしまうため、最初のほうは、狂児が「買うたろか?」って、聡実くんに尋ねているんだとばかり思っていたけれど、やはり「買うたるわ」で正解らしい。

聡実くんが、お店で何かを見ていた→何かが欲しいらしい→じゃあ、買ってあげよう!→何が欲しい?って、聞く順番がすごいなと、いつも謎に感動してしまう。 

聡実くんが欲しいものが、それが何であったとしても、自分が「買うたるわ」っていう狂児の溺愛っぷりが、非常に、オタクの心をガタガタと、シャブ星人のように両肩つかんで揺さぶってくるんだよな…


・893大集合カラオケ教室での、聡実くんに「体力つけて」って言われてた♪残酷な天使のテーゼ選曲の舎弟の人に対しての唐田のガヤを、ずっと「吹き矢やれ」だと思っていたら、字幕「腹筋やれ」だったので、毎年の健康診断の聴覚検査に若干、不信感を持った…
全然、聴き取れてへんやんけ…


・聡実くんに向けるのは、ほぼほぼ笑顔。
そのほかに対しては、一瞬で虚無顔という、生きる力20%省エネモード、真顔な若頭補佐が、こわすぎる…
得体が知れなさすぎて、いつ見ても、怖い。



②④
・特典映像のメイキング、初っ端から「…は???」って声が出たのは、クランクイン時の聡実くんの中学校の校門前のシーン。

テストを繰り返して撮っていくなかで、学生服の上に真っ白なフリースを着た聡実くんに、狂児が「カラオケ、行こ?」って、傘を差し出す距離感で、相対している聡実くんの右耳上の髪の毛を触り、髪型を整えてあげる綾野“狂児”の左手よ…

聡実くんの髪型、全く乱れてるように見えなかったけど、オタクの視力が悪いからかな…

それにしても、ナチュラルですよね、おさわりが。

一瞬、何が起こったのか理解できずに「…は???」って、フリーズしたわ。

でも、触られた齋藤“聡実くん”が、ものすごく普通に受け入れていたので、んーー?日常的なんかな?ハグも毎回って言ってたしな…と、無理やり自分を納得させようとしてたら、いやいやいや、コレ、クランクインの映像やんけ…ってなった。(白目)

まぁ、クランクイン前にも、2人で方言の練習とかしてたらしいから、そのときからと考えればいい…の、か…?

え??
ちょっと、待って…

あぁいぅ撮影時、髪型やらが乱れた時って、衣装とかヘアメイクとかのスタイリストさんが、なんか走ってきて、サッサと直して、さっとフェードアウトするイメージがあるんやけど…

え???
なんで触ったん?((((;゚Д゚))))


・とりあえず、オタクが震える案件からは、そっと目をそらして、聡実くん役の齋藤潤くんが、ほんとうに顔が小さくて、まだ成長期前って感じで、身体も薄くて、地声がちょっと高くて、本番以外は、ちょこちょこしながら、ずっとニコニコニコニコしてたのがかわいくて、なんか、非常に癒された。

子犬ちゃん感がすごくて、親心を矢で刺されまくったオタクは、ずっと「かわいぃぃ…」って語彙しか、垂れ流すことしかできなくて、自分でもびっくりしたわ。

かわいいモノを目撃し続けると、語彙力って、ほんまに死ぬんやな…


・綾野“狂児”「瑞々しくて…ずっと、見てましたね…」
それは、そう。
気持ちは、よくわかる。
よくわかるけど「ずっと、見てた」ってコメント、なに?

「齋藤潤くんの演技はどうでしたか?」みたいな質問に対しての回答が「ずっと、見てました」って…

なんなん????(情緒のガタつき)


・クランクアップの時の最後の挨拶で、ぼろぼろ泣いちゃう齋藤“聡実くん”をハグしに行く綾野“狂児”よ…

最後の最後?のハグのとき、聡実くんの後頭部に片手をやわく当てて、自分の肩口、というか、首あたりに引き寄せてハグするのさ、オタクの息が止まったんですけど…

なに、アレ…

そんなハグ、することある???


・非常に、個人的に、居た堪れなさを感じたスナック・カツ子の聡実くん♪紅大熱唱後、狂児が生きていたのを「…ほんもの?」ってビンタするところのテストシーン。

聡実くんが、トイレから出てきた狂児を、魂が抜けたような、ぼんやりした表情で見つめながら、狂児の左頬に手を伸ばして、そっと触るの…

なんか、なんか…

エロすぎませんかね!!!!

オタクの心が汚れきってるからだと、わかってはいるけれども…

テストだから、本気のビンタじゃなくていいけど、あんな、本当に、その存在を確かめるような、壊れモノに触れるような、あんな、すがりつくような触り方を、893の人にしたら、あかんよ、聡実くん。

軽いビンタでいい。

軽いビンタを何度でも、かましたったらえぇねん。(-_-)




・オーディオコメンタリーで一番気になったのは、脚本家の野木さんて、めっちゃ喋る人なんだなってこと。

山下監督と、めちゃ仲良しみたいな喋りで、しかも自分で書いた脚本だろうに、監督が撮った映像に合わせて、和田くんの贔屓目と狂児の存在に対してを、容赦なくツッコむの、笑った。


・初っ端から、登場した聡実くんを観て「かわいいなー…」めちゃめちゃ小さな声で呟く綾野“狂児”…

無意識みたいに、呟くの、なんなん?

オタクと同じで、語彙力、死んだんか…

オーディオコメンタリーやから、もっと声、張ってもらっていいですか?(-_-)


・「狂児は、聡実くんを絶対、待ってたと思う」
聡実くんの通学路横のミナミ銀座から、ぬるっと現れる狂児に対して、映画軸の狂児の中の人が言うなら、ソウなんでしょう。


・893大集合カラオケ教室時の聡実くんの土下座シーン。
寄り添う狂児の真顔について、綾野“狂児”曰く「一番真面目な芝居をしてた」らしくて、眉間に皺が寄った。

前述の通り、何回見ても、個人的には、あの狂児のあの表情の心境は、よくわからなかったし、わかる気もしない。

原作を、きちんと読んだのは3回しかないので、個人的なイメージ甚だしいが、原作の狂児のイメージは、セロファンみたいな、なんか、やたら怪しいキラキラさ?光沢感がある、うすーい紙、ペラッペラなソレが、地面にヒラッて落ちていて、なんかキレイやなーって、拾おうと、手を伸ばしかけたら、ペラペラな紙を捲くった下に、底の見えない真っ暗な落とし穴があったみたいな恐ろしさというか、空っぽさ、空洞を感じる。

だからこそ、男の生きてきた世界を、綾野“狂児”は「モノクロだった」と評したのかもしれないが。

そんな男が、頭の中で「何を考えているか」なんて、普通に生きてきたオタクには、わからなくて当たり前なのである。


・何回目かの聡実くんへの「かわいいな~」という感情を垂れ流したら、うっかり画面向こうの綾野“狂児”の「かわいいな~」という再びの無意識的な呟きとシンクロしてしまい、思わず虚無顔になった。

聡実くんがかわいいのは、わかっとんねん。

心の底から呟くのに、カブせてくんの、ほんま、勘弁してほしいわ…


・「狂児は、聡実くん、大好きだから」
映画軸の狂児の中の人が言うなら、ほんまにソウなんでしょう。(本日二回目)


・メンバーがメンバーだからか、あまり喋れてなかった齋藤潤くんが一番、声を張った「ここのシーン、大好きです!」は、言わずもがな、聡実くんが♪紅を熱唱する姿を、スナック・カツ子の壁にもたれて、魂をもっていかれたように魅入る狂児のシーン。

うん、そうだろうなとは思っていたよ☆




2回目を観るときは、きちんとメモをとろうと思うけれど、冷静に書けるだろうか…

多分「かわいい」で、メモ用紙が埋まる未来しか見えへんわ。(語彙力)