仕事に、モチベーションなんて必要ない!という話|白石さんの朝の会 vol.3
こんにちは、株式会社温泉道場の常務 兼 営業本部長の白石です。
おふろcaféをはじめとした温浴&宿泊施設の経営&運営に携わっています。
これから社会で活躍していく、地方創生・地域活性化というキーワードに関連したキャリアを作っていきたい方、ローカルで起業したい方に向けて、「こういうマインドでいたほうがいいよ」「こういう働き方がおすすめ」といったメッセージをnoteでお伝えしていきます。
モチベーションなんて必要ない
今日は「モチベーション」についてお話します。自分でいうのもおこがましいですが、僕は今社内でも忙しく働いています。営業本部長として働いているので、運営している店舗の数字や営業管理、販促管理などをしています。一方、コンサルティングのお仕事をしていたり、採用やコーポレートといった全社横断型の業務を行っており、平日はスケジュールがパンパンに詰め込まれています。
そんな働き方をしているとたまに、メンバーから「どうやってモチベーションを保っているんですか?」という質問を受けます。
それに対して僕は、「基本的にモチベーションはないです。」と回答します。そうすると、ポカーンという顔をされます。
モチベーションに対しての向き合い方や、考え方を、改めたほうがいいなと思うシーンもあります。
僕は、テンションでパフォーマンスが変わるのは、プロではないと思っています。例えば、お医者さんが「今日モチベーションがあがらないので、手術を失敗してしまうかもしれません…」と言っていたら、恐ろしくないですか?
お医者さん以外の仕事も、同じだと思っています。社会人として働いている以上、入社1年目であれ10年目であれ社長であれ、「プロ」として活動しなければいけません。これは、ビジネスの世界で生きていくうえでは、あたりまえのスタンスだと思っています。「モチベーション」や「テンション」で、アウトプットやパフォーマンスが変わってしまうのは、プロ失格だと思います。
また、一日24時間のうち、仕事に費やす時間はとても長いのに、そこに感情をたくさん入れ込んで仕事をするのは疲れない? と思います。
1日8時間を仕事に費やすのだとしたら、どうやってその仕事の時間を楽しく使えるのかや、意味あるものにしていくかは考えたほうがいいですし、わざわざモチベーションを持ち込んでしまうと、毎日気分の浮き沈みで疲れてしまわない?と思います。
僕はそれに社会人2年目のときに気づき、仕事においてモチベーションを持ち込むのはやめました。「テンションやモチベーションでアウトプットが変わるのはプロではない」「モチベーションを仕事に持ち込むと疲れる」という2つの理由からです。
そんな感じで、モチベーションを仕事に持ち込まず働いているので、「白石さんって機械みたいですね」とか、言われてしまうこともあります。たまに
反省します(笑)
それでもモチベーションが下がってしまう場合は?
とはいえ、理不尽にさいなまれたり、急に仕事が降りかかってきたり、いろいろあるのが仕事なので、自分が思うように成果やアウトプットができないときもあります。そういった期間が続くと、落ち込んでしまうこともあると思います。
そうしたときに、自分のテンションやモチベーションが下がってしまう要因は、理解しておくことをおすすめします。
僕の場合は、モチベーションが下がってしまう要因が3つあります。1つは花粉症。2つめは「同じ場所にずっといる」状態。3つめは自分でコントロールできない業務の比率が増えてしまっている状態です。この3つが自分のアウトプットや成果を低下させる要因だと認識しています。
なので、そういった環境や状況になりそうだと思ったときは、それを避けるか、早めに察知して対処するようにしています。自分の時間の使い方や働き方を変えるといったことをしています。
たとえば、花粉症の時期は、本社のまわりは花粉が多いのでできるだけ行かないようにしています。同じ場所にずっといる状態もストレスなので、週に1回は必ず出張をスケジュールに組み込んでいます。
そのようにして、自分のアウトプットを一定に保てるようにすれば、自分のモチベーションに頼らずともプロとしての働き方が維持と思います。
まとめると、モチベーションを仕事に持ち込まないということを、プロとして活躍している以上、当たり前のように意識してほしいです。
それから、そういったモチベーションが下がってしまう要因、成果が下がってしまう要因もあわせて理解しておくのがいいと思います。
「モチベーション」に関して、悩んでいる方も多いのかな? と思うので、少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。