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それでは また と言われたきがした さかのぼる 記憶に みつめてる みつめられていた まぼ…
昨日までの雨は どこかへいってしまった そんな晴れた日に わたしの出会った花が 微笑んでみえ…
坂道をのぼっていくと いつのまにか丘の上にいた わたしの目の前に 町が広がっていた 知ってい…
雨のしずくに 映っている 世界は ひとつじゃない 町も わたしも 知らないことって まだまだ た…
まっさおな空に 昼の星ひとつ 落ちていった なにかがおわって 空はまっさら なんにもない 空ば…
就職活動で 歩き回った だけの うまくいかない夏 暑いからと 頭も心も さえないからと 言…
夏の道 浸みゆく水の 広がる果てを夢み 遠くで枕木を叩きつづけながら ふるさとの列車は小さくなっていった 子どもの頃の記憶の片鱗を 一つひとつ重ね合わせては 誰もいない田圃の轍を 今日も歩いている ふと 誰かに呼びかけられ おもわず振り返ってみても そこにいたはずの人の姿は 影となって風にきえてしまう 草いきれを身に帯びたまま 今では すっかり舗装された道の 裂け目からのぞいた草花に陰る わずかな名残さえも 反射光にかき消されてしまう たちまちに
湖のうえを 光が滑りはじめる すると 誰かが 小声でささやきだす 幻たち おまえたちは知っ…
こんにちは さようなら そんなあいさつを くりかえして 毎日がすぎていきます 今日という日は…
海をみにいく 退屈そうな夜空が、建設中のビルのうえに、月をのっけている。巨大なハンバ…
ポスト 毎日暑いですが よく働かれますね いやもう 何十年ですよ まだまだ現役 隣の街では …
なやんだら あれって なんだっけ なんといったか わすれたよ 空は夕暮れ 今日のことは 今…