旧中山道さんぽ05(大宮宿〜上尾宿)
計画、決めたマイルールはこちら
今回のさんぽ概要
区間:04大宮宿〜05上尾宿
タイム:2時間20分
距離:9.1km(累計56.1km)
歩数:12,174歩(累計80,451歩)
パン屋の数:1店(累計18店)
費用:1,726円(累計8,961円)
お昼 河村屋 1,100円
河村屋の大福神漬 626円
※ 距離は寄り道をしているので最短距離ではありません。
ポイント
① 漬物屋の河村屋のランチは豪華。おすすめ
② 上尾市のキャラクター「アッピー」好き
③鍾馗様は鬼より強い
今回も、ちょっと見て欲しいところに🐥を置いてます。
旧中山道さんぽ5回目は大宮宿から上尾宿です。
そんなに距離はありません。
大宮を出て、道なりに進みます。
大宮郵便局
古い建物は庇が出ていることが多く、結構好きな形です。
大山道道標
ココスの駐車場入り口に神奈川原の大山、東京都青梅市の御嶽山に至る道への分岐を示した石碑があります。
供養塔
1832年建立。道路右手にあります。道標も兼ねてます。この辺りからこういった石碑が多くあります。
通り沿いのカレー屋が生食パン売ってました。
これまで旧中山道沿いのパン屋の数を勝手に数えてきましたが、これは私の独断によりノーカンです。
カレー屋であって、パン屋ではない。
東大成の庚申塔
1697年に建てられました。青面金剛がはっきり確認できるくらい今も綺麗です。大切にされてきたことが窺われます。
🐥黒須正平農園
農園の位置を知らせるだけでなく、
「今日の我に明日は勝つ」
という座右の銘が記載されています。
カッコ良すぎて、つい写真を撮りました。
敵は自分。
橋供養塔
道の左側にあります。詳細不明。
🐥埼玉りそな銀行宮原支店
入口のデザインがおしゃれ。
年季の入ったデザインで、気に入りました。
天満宮
息を吸うように街道沿いに神社あります。この辺に茶屋があったらしい。
庚申塔
再び庚申塔。
京都まで
いくつあるんだ
庚申塔
加茂神社
京都の上賀茂神社から勧請した神社です。安産にご利益あり。境内の木が立派です。
宮原村道路元標
JAの駐車場、道路の右手にあります。
馬頭観音
道路元標の向かいです。
宮原小学校のセンダン(大宮市指定文化財天然記念物)
同校の開校(1873年)当時、教瀬をとっていた一教師が帰省した折、郷里の高知より苗木を持参し植えたもの。樹高15メートル。つまり、樹齢は150年くらい?
ちょうど咲いていた花が可愛らしい。
パン屋18号 焼きたてパン工房 順風満パン
大型の郊外型店舗。シャレが効いてる店名です。
なかなかいい名前。由来を知りたい。
南方神社
吉野村の鎮守です。
ここで、中山道歩きをしていると思われる老夫婦に出会いました。
会話はしていないんですが、ここまで看板やら神社やらの写真を撮ってる人なんてこれまで誰もいませんでした。
でも、このお爺さんはデジカメで説明看板を撮影していました。そして、あの見慣れた細長い本を持って歩いていたからです。
後ろから奥さんがついてきていて、こんな暑いのについてきて偉いなぁと思いました。
老夫婦と目指す場所が一緒であれば、近くをずっと歩くのはなんとも気まずいなぁ、挨拶してないしなぁ(人と話さずに歩き続けていると、咄嗟に出会った人と話すことは困難)と思っていたところ、右手に図書館が現れ、休憩することにしました。
さいたま市立宮原図書館
ここでは、『写真で見る大宮の昔と今』(大宮市立博物館)を読みました。15分くらい休んで、再出発。
漬物の河村屋に立ち寄ります。
🐥河村屋(お昼ご飯)
1800年ごろ創業。農林水産大臣賞を受賞したという、一押しの大福神漬けを購入。いやぁ、これ美味しい。大きい野菜が漬物になってます。
ランチもやってるようで、ケンタッキーを食べるか悩んだ末、店員さんに話しかけられたので健康的な河村屋のランチメニューを食べることにしました。
お会計を済ませると、別棟に移動します。
食べたのは、おにぎり2個とサラダのセット。おにぎりは4種類くらいから2つ選びます。私が選んだのは、
・豆腐とおかかの味噌おにぎり
・肉味噌生姜漬け
の2つです。
おにぎりも美味しいんですけど、際立ってサラダが良きです。
レンコン、レタス、インゲン、トマト、きゅうり、パプリカ、紫キャベツ、ブロッコリー、白菜が入ってました。
漬物屋さんなんで、野菜にこだわりがあるようで、店長特製のドレッシングもありました。
また、食べたい。
お腹いっぱいになって再出発。上尾市に入りました。
🐥上尾市のアッピー
上尾市の横にある、このキャラクターなんだろ?メロン?と思ったのですが、上尾市のイメージマーク「アッピー」でした。
アッピー、手を丸にしてたんか。緑はなんや。帽子じゃないんか。
そして、これがアッピーのもう一つの姿です。
着ぐるみが着ることのできる形に進化したアッピーは、手が増えてます。
あと、名札もつきました。
ただ、こちらはイメージ「キャラクター」であり、最初のイメージ「マーク」とは使い分けています。
マークが先に存在して、
「これじゃあ、着ぐるみ作れないじゃん。ちょっと考えて」みたいな議論があったんだろうか。
手をどうするよ問題、難しかったろうな。
個人的には、なんの意図も感じさせない穏やかな微笑みをたたえたイメージマークのアッピーの方が好きです。
庚申塔
道路の左側にあります。
愛宕神社
本社は京都です。分社は虎ノ門にもありますね。
上尾の一里塚跡
この辺。岩槻道と川越道の分岐点でもあります。この辺りから上尾宿っぽいです。
上尾宿
上尾宿は本陣1軒、脇本陣3軒、江戸時代末の家数は、182軒、人口は793人、旅籠屋は41軒、宿間は1.1キロ。
江戸を出発した旅人の1泊目にあたり、よく栄えたそうですが、宿の大半の建物や記録は江戸時代末から明治初頭に3回起きた大火や老朽化によって失われました。江戸後期には紅花の産地としても有名になりました。
井上脇本陣跡
井上五郎右衛門が代々勤めました。駐車場奥に建物の鬼瓦だけ保存してあります。
河合歯科
かっこいい。
白石脇本陣跡(現 藤村病院)
細井脇本陣跡
多分この辺。家主は林八郎右衛門。
上尾宿総鎮守 氷川鍬神社
1632年創立。上尾宿総鎮守です。
林本陣跡
氷川鍬神社の目の前です。
上尾駅前
上尾駅前には、立派な丸広(デパート)があります。埼玉出身なので懐かしい。
あと、タワマンあります。この規模感すごい。
マンホールかわいい
遍照院
街道右手にあります。遊女お玉の墓があるらしいですが、どれだかわかりません。
というか、もう探せないほど、暑すぎる。
ここで携帯充電機を取り出したところ、茶色い物体が貼り付いていました。
チョコ・・・・
お腹減るかなと思って家にあった開放型個装タイプのスティックチョコを持ってきたところ、暑さで溶けて漏れました。掃除に15分。
庚申塔
上尾上町講中と書いてあります。そろそろ何個目か数えようかな。
🐥中山道上尾宿碑(鬼より強い鍾馗様)
上尾宿の京側の終わりです。
屋根の上に鍾馗様がいます。大火の際に屋根に鍾馗様のあった家が火事を免れたため、家の上に飾るのが上尾で流行したそうです。
また、向かいの家の鬼瓦が自分の家の方向を向いていると良くない(悪いものが弾かれて、我が家に入ってきてしまう)ため、鍾馗様は、他の家の鬼瓦に対面する形で置かれていました。
5月のGWだったのに、もう暑いです。
次回、06上尾宿〜桶川宿に続きます。