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旧中山道さんぽ(計画)

散歩が好きで、よく街を歩き回るのですが、旧中山道沿いに住んでいることもあり、最近、出先で「旧中山道」の言葉に出会うと、なんだかドキドキします

中山道は江戸時代に整備された有名な五街道の一つですが、街道の歴史を調べれば調べるほど、旧中山道(約533kmくらい、69宿)を歩いて江戸と京都を往復していた時代はヤバいなと感じます。距離は本によって若干違うのですが、大体530kmくらいです。

そして、思いました。

自分も通ってみたい。

実は、大学生の時に自転車で東京から京都まで走ったことがあるので、東海道は走破済みとも言えます。となれば、五街道マスターを目指す身として、中山道も踏破したくなるのは当然です。

ググると丁寧にルートをまとめた下記サイト「人力」が出てきたのですが、図書館でも参考になりそうな本をいくつか借りたところ、『ちゃんと歩ける中山道六十九次』(五街道ウォーク・八木牧男著、山と渓谷社)が一番旧道のルートを詳細に説明していたので、これに沿って、東京の日本橋から京都の三条大橋まで目指します。

東海道をつまみ食いして歩いたというおばちゃんも、この著者による東海道版の本を持っており、おすすめしてくれたので、間違いないです。

ちなみに図書館で読んだ本で面白かったのは『八十歳「中山道」ひとり旅』(菅 卓二、論創社)です。伊豆に住むお祖父さんが中山道を徒歩で22日間歩き通した日々を綴った旅行日記のようなもので、中山道以外にも四国お遍路(1,200km)やら静岡から新潟までの塩の道(400km)を歩き通すという健脚の持ち主です。

さて、歩くにあたって、ルールを決めます。

○基本のルール

・1ヶ月の長期休暇なんて取れないので、週末に旧中山道を歩いたら、次のタイミングでは前回の到着地点まで電車または車で移動し、前回の到着地点から徒歩を再開する。
基本は徒歩(自転車、LUUP、車も場所によってはいいかな)
無理をしない。何年かかっても良い。安全第一。必要あればちゃんとした宿に泊まる。

○追加ルール

基本ルールを守った上で、お散歩を楽しむために以下のルールを追加します。絶対ではなく、可能な限りです。
①街道に関する説明の立て札を撮影する
②街道沿いのパン屋を記録する
noteに記事を書く(宿と宿の間で1つ?)
④走破までにかかった費用を計算する。
ことにします。

それぞれのルールの理由ですが、
①は、中山道の歴史に詳しくなりたいからです。できるだけ撮ってまとめたい。江戸時代から人が往来してきた通りを歴史を学びながら自分で追体験するのって、ワクワクします。

②は、パンが好きだからというのと、パンを買って帰ると妻が喜ぶので。あと、せっかく歩くなら、他の人が収集してなさそうな情報を集めたいですね。
パンを必ず買うとかは、厳しすぎるのでやりません。

③は、日記として残して後で自分で見返すため。あと、頑張った成果を共有したい。
途中で記事が終わったら恥ずかしいので、最後までやり遂げるモチベーションになるかも。

④は個人的な趣味です。中山道を踏破したい人の参考になればいいかなと思います。

まずは、中山道を踏破する計画を立てるため、持っているツーリングマップル(バイクでツーリングする人のための地図の本)に中山道のルートをざっくり書き込んでみたのですが、意外と細い道が残っていてグネグネしてるし、峠も多いので、大変そうです。

紙の地図って良いですよね。繋ぎ合わせ

あと、旧軽井沢が旧中山道というのはちょっと感動しました。我が家のそばの道があんなところまで繋がってるとは・・・

中山道は途中から交通が不便になるため、具体的にいつ、どこまで行くか計画を決める必要があります。

計画立ては悩ましいですが、一番楽しいんですよね。大体、こういうのは歩いてる時は、辛いが8割になります。

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