小説家になりたかった話をしよう
私が諦めた夢、それは小説家になること。
辻村深月さんの作品が大好きで、いつの間にか自分でも書いてみたいと思うようになっていた。
初めて書き始めたときは何とも言えない気持ちだった。
小説は書き始めたら止まらなくなる。楽しい。
構成を考えるのは難しい。さっそくつまづく。
セリフを書くと方言が出る。読み返すと少しはずかしい。
こんな気持ちを抱きながら書く小説は、普段楽しく読んでいる作品ができるまでの苦労を感じることができた。
それと同時に、私には向いていないことにも気づいた。