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ゲバラは医者だった

キューバのお話です。日本のメディアがあまり取り上げなさそうな情報でしょうか。
(出典は日本の漫画ですが)

note①


カストロの革命に協力したチェ・ゲバラは
ブエノスアイレス大学を卒業した医者だった

そして国造りの根幹は医療の充実と考えた

キューバは彼の思想の影響で
医療と教育の水準が高い

特に医療は世界でもトップクラス

キューバは決して豊かな国ではない
ソ連崩壊後の1990年代
未曾有(みぞう)の経済危機に陥り
キューバの経済はどん底まで落ちた

しかもカストロのキューバ革命で
社会主義国となったキューバは
アメリカの経済制裁を受けている

貧しくても医療と教育がしっかりしている
それがキューバという国

note②


キューバは社会主義だが
世界でそれほど孤立していない
キューバの医者が世界中で愛されているから

医療が発達しているキューバは
自国の人だけでなく
世界中の人を救おうと努力した

これは前述のように革命家チェ・ゲバラが
医者であったことから生まれた思想

キューバは国の政策として1960年代からずっと
アフリカや中南米諸国に医療支援をした

助けられた人々はキューバの医者に感謝をして
キューバという国を好きになる

だからアメリカと敵対していても世界で孤立せず
国力以上の存在感を保てている

医療とは
ただ人の命を救うことだけでなく
外交という大きな武器にもなる


☆出典☆
『エンゼルバンク 13』(ドラゴン桜 外伝)
著:三田紀房 2010年5月 講談社


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