見出し画像

個別株投資はギャンブル??

⬛︎はじめに

 新NISA制度の普及により、投資に興味を持ち始めた人は増加傾向にあるだろう。一方で、知識不足や資金不足により、つみたて投資枠のみを利用する人も少なくないだろう。そんな方々に成長投資枠と個別株投資の「可能性」について説明したい。

⬛︎新NISA制度とは

 NISAとは、購入した金融商品から得られる利益が非課税になる制度である。2024年1月以降、制度が改定し、新NISAという新たな制度が始まった。主な変更点は以下の通りである。

①つみたて投資枠(旧:つみたてNISA)と成長投資枠(旧:一般NISA)が併用可能に変更
②年間投資上限額が最大360万円まで拡充
③非課税期間が無期限に変更

年間投資上限額360万円の内訳としては、つみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円。

また、非課税保有限度額1800万円の内、1200万円までは成長投資枠として利用することができる。(成長投資枠を使わずに非課税保有限度額全てをつみたて投資枠で埋めることも可能だが、その場合最短でも15年かかる計算となる)

⬛︎個別株投資とは

 「投資」と聞くと多くの人が想像するのが個別株投資であると思う。その中でも、「安い時に買って高い時に売る」という考え方が中心になるだろう。個別株投資で利益を得るには大きく分けて二つの方法があり、その内の一つが前述した方法である。これを「キャピタルゲイン」と呼ぶ。一方で、株を保有することでその企業の業績により配当金を受け取る方法もある。これを「インカムゲイン」と呼ぶ。

⬛︎成長投資枠×高配当株投資

 新NISA制度では、成長投資枠でしか個別株投資を行うことはできない。そのため、新NISA制度で個別株投資を行う場合の非課税保有限度額は最大で1200万円である。この枠を最大限に活用するためには、高配当株投資がおすすめである。なぜなら、現状、受け取ることができる配当金も非課税なので、配当金で利益を得ながら値上がり益も狙える可能性があるからである。

⬛︎まとめ

 今回は、新NISA制度と個別株投資について説明した上で、成長投資枠を利用した高配当株投資がおすすめであることを説明した。次回は高配当株投資について、おすすめの著書を挙げ、私なりの考え方を共有する。


いいなと思ったら応援しよう!