木からも落ちる猿
どんな人でも、常に好調を維持できるわけではない。病気になればケガもするし、心が疲れてしまう時もある。空腹でも寝不足でも力を充分に発揮することはできないし、誰かから叱られたら落ち込んだりする。
そんな状態では、いつもできていること、得意なことでもできなくなってしまう。
仕方ないことです、調子がよくないのだから。無理せず休みましょう。うまくいかないことに対し、落ち込んだりイライラしたりしていると、更に調子が悪くなってしまうかも。休みましょう。回復してからでも間に合います。取り戻せます。
そりゃあ猿だって年中木登りできるわけではないですよね。河童だっていつでも泳ぎ続けられるはずはないです。…多分(笑)
だから、調子が出ない時は休んでいいのです。調子が出ないのでいつも以上に短く浅い日記となりました。お粗末。
『猿も木から落ちる』
ところで、ことわざの語順を並べ替えてみて、意味や解釈に違いが出るのかを考えてみるこの企画ですが、今回はほとんど変わっていないなと感じています。
当初の私の解釈は「ただでさえ苦手なことやうまくできることが少ないのに、得意とする木登りさえできなくなってしまった猿」、転じて何一つ出来ることがない無能、あるいは無力感や絶望、という感じでした。そのままではあまりに辛辣な解釈なので、そういう時は絶望するだろうけど、回復を待ちましょうね、とプラス思考になれるように再解釈しました。結果元々の意味に回帰するんだな、と感じ、ことわざというのはよく考えられているなと思った次第です。
また、ことわざ本で意味を確認した時に、よく似たことわざが載っていたので、併せて。私、今までこのことわざ知りませんでした(汗)
『木から落ちた猿』
先述した当初の私の解釈は、むしろこちらに近いですね。結論としては、今回は新しい解釈の発見には至らずも、知らないことわざをひとつ学習することができた、ということです。お粗末お粗末。
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