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介護報酬について調べてみた①
介護事業所に勤務していても、理解が難しい概念に「介護報酬」がある。「介護報酬」とは厚生労働省の定義によれば、
『介護報酬とは、事業者が利用者(要介護者又は要支援者)に介護サービスを提供した場合に、その対価として事業者に支払われるサービス費用をいう。』
『介護報酬は各サービス毎に設定されており、各サービスの基本的なサービス提供に係る費用に加えて、各事業所のサービス提供体制や利用者の状況等に応じて加算・減算される仕組みになっている。』
『なお、介護報酬は、介護保険法上、厚生労働大臣が社会保障審議会(介護給付費分科会)の意見を聞いて定めることとされている。』
要するに、介護サービス事業者が介護サービスを提供することに対して支払われる対価が「介護報酬」なのだが、なにが理解を難しくしているかと言えば、介護報酬の話には必ず「単位数」や「単価」なるものがセットでついてくるからだ。
サービス毎に定められた「単位数」に「単価(原則10円)」をかけることで「介護報酬」が得られる。⇒「介護報酬」=「単位数」×「単価」
これだけ聞くとシンプルな話に聞こえるかもしれないが、
ここに「地域区分」やら、人件費による上乗せなどの話が入ってくることで、一気に話が複雑になるため、余力があれば続編で調査します。
とりあえず、今日はこれくらいで。
①「介護報酬」とは、事業者が利用者(要介護者又は要支援者)に介護サービスを提供することに対して支払われる対価
②「介護報酬」=「単位数」×「単価(原則10円)」
③「介護報酬」は3年ごとに見直される。⇒詳細については次回に持越し。
*利用者目線では、以下のサイトの説明が分かりやすい。
*介護報酬の基本的な仕組みについては、以下のサイトを参照した。