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挿入障害について③(まずは指から)

ようやく挿入練習の話です。

前回の記事(※)の課題が出来るようになったら、実際に膣に挿入してみます。

※前回の記事はこちら


この時に挿入するものなのですが、自分にとって1番怖くないものからトライしていきます。

具体的には、以下の3つから選びます。
①自分の指
②パートナーの指
③綿棒やタンポンなどの器具

私の場合は、自分の指が1番制御しやすいからという理由から自分の指で始めましたが、人によっては「自分では怖くて進められないから」「指だと太すぎて怖いから」等の理由でパートナーの指や綿棒から練習を始める人もいるようです。

さて、練習を始めてから自分の指(一本)が入るようになるまで(※)ですが、私の場合は4ヶ月かかりました…。

※ちなみに、ここでいう『自分の指(1本)が入るようになった』という状態は『指を無理なく挿入することが出来て、次のステップ(タンポン)に進むことが出来る』状態を言っています。


以下、当時の記録を参考に経過を記載します。

1ヶ月目
・指の腹〜第一関節くらいまで挿入出来た。
(と、記載があるものの小陰唇を膣口と勘違いしていた気がする)
・膣口の痛みが出やすいため、挿入が怖い。
・練習場所を寝室→バスルームに変更。
(お風呂のついでに5分練習する、くらいの気持ちでいる方が取り組みやすかった)


2ヶ月目
・生理明けに練習すると、前より入らなくなる。
 焦って無理に挿入→痛い→怖くて入らなくなる
 の悪循環にハマる。
・夫の声かけに合わせてケーゲル体操(締めて→
 緩める)すると入りやすいことを発見。
・一定の深さで指が壁のようなものに当たって
 進めなくなる。怖い。

3ヶ月目
・練習の時の姿勢を変える。
 バスルームに壁に背を預けて座る状態から、
 バスチェアに座るようにした。
 →指が壁に当たらないようになった!
・安定して第一関節くらいまでは入るように。
 調子の良いときは第二関節手前まで入るが、
 狭くなっているところに指が当たる。
 無理に進もうとすると痛い。

4ヶ月目
・更に姿勢を変える。軽く足を開いて中腰に。
・第二関節くらいまで入るようになった。
・痛みが出ることが少なくなった。


こうして書くと大したことないんですが、2ヶ月目くらいまでは怖いし痛いしで、吐き気とか冷や汗なんかの迷走反応が出てました。
なので、最初は「頑張って挿入しよう!」より「5分でいいから無理なく嫌じゃないところまでやろう!」を積み重ねていって、慣れるのを重視していました。

また、『痛みが出た』と繰り返し書いてますが、今思うと『違和感』だったような気がします。
怖いから何でもかんでも「痛い!怖い!」になってたんじゃないかと。

練習を続けていくと、挿入の感覚に慣れて、落ち着けるようになるので
「あれ、なんか痛いのとはまた違う感覚もあるかも?(全く痛くないわけではない)」
って冷静に分析出来るようになるタイミングがやってくるんですよね。

そうなると「気持ち悪いけど痛くないから我慢できるかも…」で先に進めるようになってました。

緊張とか怖さが少なくなってきてからは若干ペースアップして進んで行きます。
というわけで、次回はタンポンを使っての練習の話です。

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