過去と現在
昨年の秋、単発アルバイトのアプリを利用して20代の頃に契約社員として勤めていた物流関係の会社(荷物の仕分け。拠点は別)へ行ったのですが、数回通った後、会社のほうから先の複数の予約をキャンセルされました。
荷物の多いところの担当になりながらもめいいっぱい動いており、そこまでされる心当たりはなかったのですが、傍から見たらしんどそうに見えたのでしょう(3回目の手術をしてから間もない時期でもあったので)。
研修がしっかりとしていて、アルバイトのかたや派遣のかたが数多く勤めているその会社を気に入っていたのですが、縁がなかったのならば仕方がありません。
かつては目がとてもよく日本の地理に詳しいことも講じて、仕分け作業を必要とする現場はASDの私にとっても働きやすい職場でした。
また能力的な面で認めてもらいやすく、働く自信に繋がりました。
現場の雰囲気としても一般的にイメージされるような体育会系のかたが多いわけではなく、夜勤〜深夜勤で働く女性に至っては比較的もの静かなかたが多かったです。
今はすっかり老眼が入ってしまい、送り状の文字を見るためだけに眼鏡を取り出すわけにいかず、番号仕分けで精一杯といった感じになりました。
(今は端末で打ち出されたシール伝票が多いので、ほぼほぼ番号仕分けでも住所との相違はないようですが)
契約社員の女性から積み込みはきれいと褒められましたが、カゴ車を組み立てるのに難儀しているところを社員さんが見つけ、その日は身体の負担の軽い仕事に回されましたが、そこでも女性が溢れ返り‥。
そんなにたくさんの人は必要なかったのでしょう。
障がい者雇用の実習先だった入力仕事の現場もそうですが、自分がかつて得意としていて人から認められていたことが必ずしも認められなくなってきていることを感じました。
だからこそ、その日何とかなればいいという生きかたではなくたえまぬ努力が必要なのであり、昔働いていた会社で再び働くときは仕事の効率化に伴って職場環境自体が大きく変化していることを覚悟していく必要があると思います。