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DP で起動できないエラーをなんとかクリアした

Digital Performer11.32を使っています。
仕事柄、クリッピングウィンドウにMIDIデータを集積して使用しています。
長年積もった財産のようなものです。

たまにクリッピングウィンドウを整理することがあり、その作業をしていました。ただ、間違って作ったウィンドウがあったので、ダイレクトにゴミ箱に捨てました。そのまま保存して、翌日に起動すると上のエラー
「マスターポインタがありません(−109)」というエラー25年近く使ってますがこんなエラー初めてです。
直接ファイルをダブルクリックして起動したので、ファイルの問題かなと思い、単独起動するもダメ。11.21以降の1桁刻みのアプリも全部ダメ。

TimeMachineでバックアップはとっていたので前日に復活させるか、でも、最近のはOSを最新にアップデートしないとできないみたいなことが書いてあるので(現状Ventura)どうするか迷っていた時。

前日の作業で、クリッピングをゴミ箱に捨てるときによく考えたら、そのあとクリッピングウィンドウメニューからクリッピングを削除するという、現物ファイルを先に捨てたのにその後、無いものを削除するという変な行動をしたことを思い出しました。

もしかしてそれが原因かと思い調べました。

検索してもClippingWIndowについてあまり出てこないと思いますので、困っている人の参考になればと思い、書いています。

Clippingファイルの置いてある階層ですが、起動しているとクリッピングウィンドウのタイトル部分をコマンドキーを押しながらドラックするとわかります。
でも、どこにあったか起動できないのでわからないのです。
日本語検索はダメだったの英語検索したら出てきました。

ユーザー/ライブラリ/Preference/MOTU Clippings/の中にあることがわかりました。
グローバルじゃないほうのライブラリです。

そこでまず、Finderでオプションキーを押しながら、移動メニュー→ライブラリを開いて、Preference内を開いた状態でTimeMachineをブラウズして、問題作業の前の日のMOTU Clippingsフォルダを復元しました。念の為、内容の比較もありますが、両方残すにして復元。

復元したファイルを入れ替えて、起動したら、大丈夫でした!!

細かなバックアップとMIDIファイルを作っている場合は下流のバージョンのDPでも開けるようにSMFなどで書き出すのも手かもしれません。

以上、報告でした。

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