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高校球児が目指す身体指標

まずは以下の論文をご覧ください(お時間の無い方は2つ目だけでも)
https://waseda-sport.jp/paper/601/601.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspehssconf/73/0/73_476/_pdf/-char/ja

投球速度と筋力および筋量の関係

スポーツ科学研究, 3, 1-7, 2006 年

高校野球選手における除脂肪指数とパフォーマンスとの関係

一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会第73回大会




かつての指標→いまの指標に


リンク先の資料内にもありましたが、これまでは(私自身が学生時代のときも) 身長-100 を指標にして、体重を1つの基準に考えられていました。

ある程度活躍する選手の傾向から言われていた基準ではあると思いますが、
データを基に様々な数値が分析・可視化されるようになった昨今、除脂肪体重 を基準にすることがより良いパフォーマンスをすることに繋がることがわかってきました。


高校球児にとって目指す指標を把握しておくということ


高校生の3年間という短くて貴重な時間で、自ら情報を探して、それが自分にとって有益なものかどうかを実践して判断するにはあまりにも時間が短すぎます。

高校球児にとっては、すでにデータを基に信頼してよいと言われている指標があることがどれだけ有益かということです。


スポーツ科学に知見がある方や、野球指導者の方々が発信してきている情報ですが、この指標を現時点で高校球児のどれくらいが知っているのだろうかとも思います。


このようにわかりやすく誰もが目指せる最初の目標として1番設定しやすい指標を知り、そこから食事やトレーニングの情報を集め始めるといったように、ここをきっかけにデータに基づく情報への興味に繋がるといいなとも思います。


非常にシンプルですが、パフォーマンスを向上させるためには重要な指標を是非自分自身に当てはめて、高校生の皆さんには実践してほしいです。

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