H.32.早朝ランニングより
趣味で10kmのマラソン大会に
毎年出場している
3年前くらいから初めて
自己ベストは42分だ
40歳になって40分を切る事が
今の目標である
ランニングは、極端な話し
走れば走っただけタイムが良くなる
走り方や栄養バランスなど
テクニック的な事も大切だが
やっぱり、良いタイムを出す為には
ひたすら愚直に走り込むしかない
ランニングはほとんどお金がかからないが
時間がかかる
準備体操から、走り終わった後のクールダウンまで、少なくとも1時間くらいはかかる
サラリーマンとして、一児の父親として、
毎日1時間を捻出するのは中々難しい
独身時代は夜に走っていた
飲み会などがなければ、帰宅してから
どんなに時間が遅くとも3kmを走った
結婚して子供ができて
寝かしつけが始まると夜の時間に走る事は難しくなった
初めのうちは無理して走りに行っていたが
家族の生活リズムを乱すことになってしまい
上手く行かず走るのを諦めた
自分は夜型の人間だと思っていたから
朝起きて走るのは無理だと思っていた
しかし
走る時間が確保できなくなって
しばらくすると、自分が日々イライラしている事に気がついた
走る事がストレス発散になっていたのだ
言い訳ばかりしていても悪循環に陥るだけだと
夜21時に息子と一緒に寝て
朝5時に起きて走ってみる事にした
しばらくの間は、朝5時に起きる事がキツくて
起きてしばらくの間は宙に浮いている様な感覚で
走るのも身体が硬くて上手く走れなかった
3週間くらい経った頃から変化があった
朝走った日は昼間のパフォーマンスが高いのだ
お昼ご飯を食べた後は大概眠くなるが
まずそれが無い
身体は疲労感はあるが心地よく
頭はスッキリとしている
初めのうちは2kmをキロ5分くらいで走るのがやっとだったが、最近では3kmをキロ4分ペースで走れる様になってきている
朝早く起きるから、出勤するまでの間に家事などをこなす事もできる
息子もスヤスヤ寝ているので
家事の効率も良い
今まで自分は夜型の人間だと思い込んでいた
だから、朝に走るなどとんでもない
色々言い訳を並べていた
しかし、それは違った
習慣は無意識の行動を伴う
脳味噌を有効に使うために必要な事ではあるが
時として考え方を硬直させ
そして、変化を拒む要素ともなる
アスリート 武井壮氏は
「眠たいという感覚はウソだと思っています」
と言った
極端な内容ではあるが
自身の可能性を広げる為には時として
必要な考え方なのかもしれない