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本のおすすめ「生活」

こんにちは。好事家書店です。
前回の更新から半年以上空いてしまいました。

今回の本のおすすめテーマを「生活」とさせていただきました。

お薦め本1
『日日是好日』
作:森下典子

生活の息吹を感じさせてくれる本です。
20年以上も茶道教室に通う作者による日々の捉え方を綴った文章からは、生活する時間と空間の深みを味わう茶道の遥かな道のりを垣間見ることができます。

二つ目
『いま、地方で生きるということ』
著:西村佳哲

等身大で生活することがどれほど自由であることかと気づかせてくれるエッセイです。
都会で成功する大きな物語から距離を置いて、地方で暮らすことを実践している人達に取材を行う作者。ロードムービーのような情景を読む人に抱かせてくれる一冊です。

三つ目
『くちぶえサンドイッチ』
作:松浦弥太郎

作者自身の記憶にある風景、素敵な出会いをつづった爽快な随筆集。時と場所は異なっても、世界との繋がりを感じるような情景は世界に溢れていることには変わらない。「〜それは世界への肯定である」という角田光代氏の解説にある言葉のとおり、作者の世界への暖かな眼差しを感じてください。


どれも作者の想いを感じられる素敵な本です。
ぜひ一読してみてくださいね。それでは。

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