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21歳の時に苗字を変えた(戻した)話し。

私の母は少し変わっている。いや、もしかしたらだいぶ変わっているのかもしれない。
離婚と再婚を繰り返し、現在は5番目の旦那さんだ。

そして、私が中学の時に特に嫌だったのが、1学期と2学期と3学期で母の苗字が異なっていたことがあったことである。

通信簿には保護者の印鑑を押印する欄がある。

確か、中学1年だったと思うが、1学期の旦那さんと3学期には新たに再婚をしていて、すでに母の苗字も異なっていた。そして、2学期末は母は旧姓に戻していたと記憶している。

そのため、1、2、3学期と全て違う苗字のハンコを押してあった。とても人には見せられなかった。

当の私はというと、2番目の元旦那さんの苗字のままでいた。

実の父親とも、実の母親とも苗字が違うという混乱状態だったこともあり、21歳の時に旧姓の実父の苗字に戻すことにした。

ところごである。なんとなくの知識で、養子縁組を組んでいるのだと思っていたので、離縁届を出せばそれで元の苗字になると思っていた。

しかし、なにやら父の氏を称する入籍だったと思うが、そんなようなややこしい手続きをしていたのだ。

そのため、家庭裁判所の許可が必要な手続きとなった。

とても面倒な手続きだった。

戸籍謄本や除籍謄本などを生まれた順番に取得するのだが、母が転居のたびに本籍地を変更していたため、とてもとても書類の取得が大変だった。

そして、最後の謄本を取得した時に仰天したのが、2番目の旦那さんの戸籍に私と私の兄弟3人がそのままになっていたのだが、再婚していて、4人女の子が誕生していた。

なんと知らないうちに七人兄妹である。

こんな訳のわからない状態はごめん被りたいと、家庭裁判所で手続きを済ませ、許可が認められたため、無事旧姓に戻すことができたのである(わたしだけ)。

再婚やそれに伴う手続きは計画的に行ってもらいたいものである。
制度のご利用は計画的に...。

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