不気味の谷を渡りきれるか。
1.「不気味の谷現象」とは
人間によく似たロボットに対する人間の感情を説明する仮説。1970年にロボット工学者の森政弘が初めて提唱した。
①人間は、ロボットが人間に似始めると好意的な反応を示す。
②あるポイントに達するとその肯定的な感情が減少していく。
森氏はこの人間の感情変化を発見した。
①「人間に近い」と感じる→「不気味の谷」へ落ちていく。
②ロボットが人間と見分けがつかない→共感再び高まる。
2.2015年、遂に仮説から真実へ
長年仮説として提唱されていた仮説をカリフォルニア大学サンフランシスコ校の心理学者が、不気味の谷が真実であるという研究を発表。
研究者たちは、80体のロボットの顔写真を撮影し、被験者の感情の変化と共感度を調べた。
研究者たちが発見した内容は以下の通り。
ロボットの外観が「機械的なもの」から「人間らしいもの」へと移行するにつれ、親しみやすさは一旦向上する。
そして、その後いったん落ち込み、また再び上昇することが分かった。
(『WIRED』ロボットが人間に嫌われる
「不気味の谷」が証明される:研究結果より一部抜粋)
3.自分が感じる不気味の谷現象
最近よく見る生成AIが作ったCGの人物がどうしてもイクナイ!!
もっと怖いのはカバー写真より写実的で、だけど何となくマネキンに似た質感のキレイなCGって感じ。
受け付けないわけではないけど、なんとなく怖い。恐怖。
使ってる人を否定する意図は全くなく、しばし目が離せなくなって、だんだん湧き上がるあの不安というか恐怖というか、何とも説明し難い気持ち。なんか気持ち悪い。
小学生向けノートが昆虫から花の写真に変わったのと同じ感じで、なんとなく気持ち悪いから虫から花にしようって変わったくらいの文句を言う人はいないけど、売上には現れてたみたいな。
あとは、殺虫剤のボトル缶から、ゴキちゃんの少しリアルな絵を避けたり、表面のビニールを剥ぎ取るとシンプルな缶にかわったみたいに、わかりやすいんだけどなんかゾワッとする。みたいな。
これが、自分が感じている不気味の谷現象である。
あー、これからどんどん生成AIの画像増えそう。
増えそうだから慣れなければ。。。
他のクリエイターさんの画像使ってて、こんな事言うの本当に失礼なんだけど、蓮コラ並みにゾワゾワする。
ウワーーーキモイキモイキモイ!!!
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