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日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)参入決定について個人的な想い

10月15日(木)来年2021年秋に開幕予定の日本初の女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)の参入可否の発表があった。

おかげさまで我がAC長野パルセイロ・レディースは、初年度からの参入が決定、心から安堵しました。ご支援ご声援いただいてます、すべての皆様に心より感謝申し上げる次第です。

クラブの新たな歴史のいちページを、クラブ関係者全員、非常に喜んでいると思いますが、一方で誰も浮かれていないものと思います。

来年の準備は粛々と進めつつ、まずはトップチーム・レディースチームとも、今シーズンをしっかり戦い抜くことに全力を注ぐ。これが関係者の共通理解になっていると思います。


といいつつ、WEリーグ参入という新たなステージ、新たなチャレンジ、新たな成長の機会をいただいたことは、非常に喜ばしく、クラブの歴史の1ページだと思いますし、巡りあわせでその瞬間に携わらせていただいたことに、心から感謝です。

AC長野パルセイロは、サッカーだけうまい選手ではなく、サッカーを通じてひとりの立派な人間を育てることを重要視しています。

今日もレディースチームの練習後に、16歳・17歳の選手に、サッカー脳だけでなく人間性を高めるアプローチを指導者が熱く講義をしている姿を見るにつけ、心から感動をしました。16歳から20代前半の若い選手が多いので、サッカー選手として必要なことを学ぶと同時に、社会性を高める、人間性を高めることが重要です。

つまり、「サッカーを学ぶのではなく、サッカーから学ぶ」ことが、より重要な本質です。僕も若い選手たちに対し、様々な意味で「プロとは何か」の質、本質を伝え、微力ながら彼女たちの成長・発展に貢献できればと思います。


また、個人的に嬉しい、楽しみなことに、古巣・サンフレッチェ広島のWEリーグ参入も決定し、旧知のスタッフ、ファン・サポーターの皆様に、心からお祝い申し上げます。

今も変わらない夢として、いつかトップチーム(男子チーム)がJ1に昇格し、チャンピオンチームであるサンフレッチェ広島と戦いたいと願っておりましたが、思いもよらず、レディースチームでそのマッチメイクが先に実現するとは夢にも思いませんでしたし、巡り合わせに心から感謝です。

お互い切磋琢磨し、女子サッカーひいては日本の女性スポーツの発展、女性活躍社会の実現に貢献できれば嬉しく思います。

ぜひ長野で対戦の折には、沢山の広島サポーターの皆様に長野に足を運んでいただき、素晴らしい長野Uスタジアムでの対戦だけでなく、長野の特産品や温泉、観光地を巡って楽しんでいただければ嬉しく思います。


今日は、本当に安堵しました。

今からが大変なのはわかっています。

でも多くの人に夢や希望をお届けすることができる新たなチャレンジの機会を頂いたので、全員が一丸となって前に進みたいと思います。感謝。

#WEリーグ

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