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DAME 7 Performance Review
思い出
意味わからないであろう一言から始まりますが、何を隠そうこちらのシューズ、ALLDAYに初参加した後に初めてお邪魔したGallery・2さんで購入した1足なんです。
あの日というのは実は自分にとってはものすごくチャレンジングな1日で、私という人間をご存じの方からすると想像しえないほど大冒険だったのです。
このようなトライの機会を与えて貰えたこととすべての工程を無事に過ごすことのできたのは周りの皆様のサポートあっての事。本当に感謝しかないです。
びんびんさん、NOBUさん、林さん、本当にありがとうございました!
…というシューズ全く関係ないところから始まってしまいましたが、実は根本的にこのシューズへの興味が無かった訳では無いんですよね。
昨シーズン、惜しくもPlayoff 1stステージで敗れる事になってしまいましたが、D.Lillardの活躍はすさまじく、キャリアハイの55得点を叩きだしたGame 5では1試合の3本数12本というプレーオフ記録まで樹立。
無論Lillard自身の高いパフォーマンスあっての事と思いますけど、それを支えたシューズというのは弥が上にも気になるわけで…。
という訳で、今回は”adidas DAME 7”を見てみようと思います。
「いまさら?」
多分色々あろうと思います。別注モデルとして登場した”EXTPLYシリーズが出てるのに?”というのもあろうと思いますし、”DAME 5以降見てきてないじゃないか”というのもあろうかと思います。
いやー、指摘ご尤もと思います。まさか自分もDAME 4までの経緯からこのような変化をしてるとは思わなかった訳で…。
抑々店頭で見かける事が減ってしまったというのもありますが、試着してみたらあら不思議、まさかこんな進化を遂げているとは…。
という訳で、早速見て行ってみようと思います!
今回選択したのは”Jam Fest”。
鮮やかなシアンを全身に纏うこのカラーはフロアで滅茶苦茶目立ちます。ええ。
そして、ただただ目立つ配色というだけではなく技ありなおしゃれ部分がありつつ、その辺りも含めてディティールでしっかり見て行ってみます!
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■ディティール
ではまず外観から。
もうどこから突っ込んでよいのかわからないくらい全身真っ青なこの1足。
いや、ぶっちゃけ少し躊躇しましたよ、ええ。
多分Webのみだったら間違いなく購入する事はなったカラーだと思いますw
でも実際このカラーを購入された方、または店頭見られた方はこの独特な魅力に魅了されたのではないかなーと思います。
それは何といってもインナーカラーの存在。
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インナーにソーラーグリーンが入っており、メッシュの隙間からこのカラーが出てくることで、見る角度次第で色々な表情と立体感を見せてくれる訳で。
特に如実だったのはこのシュータン。
この部分だけメッシュの間隔が広くインナーカラーが映えやすいのと同時に、配置されたDAMEロゴが薄らと顔を出すこの仕様は本当に独特に格好良さを醸し出しています。
しかもかさえて置いてあるだけではなく上からメッシュを張り付けている仕様。トップレイヤーのメッシュがズレないようにする配慮と思いますけど、見え方も均一化されているので、個人的にはこの辺りに質感の高さを感じました。
自分は最終的には一番このカラーに魅了されてしまいましたが、他カラーも同様に基本は2wayカラーなので、もし気になるカラーがあればぜひ現物を見て貰いたいなと感じた部分です。
はい、カラーの話が長くなってしまったの全体のスタイルを見ていきます。
実は初めてリークとしてこのディティールが出た時、私はプロトタイプだと思っていたんです。
サイドから見えるTPUパーツ、ワイヤーによるサイドレースはフィッティング位置を探っているもの、アッパーやディティールは未完成の物、そう感じていたんです。
なのでこの形状でプレスリリースされた時は正直本当に驚きました。
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改めて見ても自分にはこのシューズはマイナスデザインによって構成されているように見えています。
徹底的に削られたアッパー周り。もちろん強度不足なんて起きえない様にインナーのしっかりとした厚みとサイドからワイヤーによってフォローが有る訳なんですけど、外観からはそれを感じさせないのがこのデザインのみそだなと個人的には感じた訳で、このプレーンさこそ、このモデルのアイデンティティーだなと。
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無論”全く装飾が無い”という訳では無く、モデルの色として例えばアウトサイドのTPUパーツやワイヤーによるヒールカウンターなんかはアイコニックさを持っていますが、それでもおとなし目に感じていて、総合的にみてスタイリッシュな印象。
とはいえDameシリーズらしいサイドシルエットは継承されており、シリーズ通して他のローカットモデル比ヒール部分に高さを持たせているのが特徴的。
さて、堪能させて貰います!
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