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Cosmic Unity Performance Review
Anthony Davis(以下AD)がリリース前に着用したことで結構な話題を集め…たものの、それ以降あまり着目されないシューズ…。
個人的にはこのシューズもZoom UNVRS同様の意欲作的匂いを感じつつ、(あれ、それじゃダメなんじゃ…。)この手ってやはりトライしてみたくなってしまう性分なので、買ってみてしまいました!
という訳で、今回は”Nike Cosmic Unity”を見てみようと思います。
…これはどういう立ち位置で発足した物なんでしょうね???
前述の通りADが誰よりも先に着用を開始していた訳で、AD自体もスーパースターである事は間違いないので、個人的にはJ.Hardenで言いう所のZoom Run the one的なプレシグ的なモデル(まぁそのあと業を煮やしてadidasに行ってしまいましたが…)なのかなと思ってたのですが、蓋を開ければ当の本人はあまり履かなくなってしまうし、何やらサステナブルって言ってるしで…。
まぁそれは置いといて、広告通りのメインテーマとして紹介させてもらうなら、このシューズは”サスティナビリティな1足”。
世界的にサスティナブルが叫ばれる昨今、このモデルはグローバル企業なNikeらしい「リサイクル素材を用いてプロダクトを生み出そう!」という事で誕生したモデル。(…で良いんですよね?Nikeさん)
ナイキ コズミック ユニティは廃棄物を活用。ゲームで自分を表現するエネルギーをもたらし、いつでも新鮮な印象を演出できるシューズです。サステナビリティを念頭に置き、洗練された快適なシルエットを実現。重量の25%以上にリサイクル素材を使用し、効率的なドリブルやディフェンスをサポートするAir Zoom Strobelユニットの一部にもリサイクル素材を使用しています。バスケットボールプレーヤーのツールに生まれ変わった廃棄物で、地球への負荷を減らしながらゲームをレベルアップしよう。
Via Nike
との事。
あ、ちなみに、BOX内の中紙も”大事な資源”なので、入ってませんでした。
と、長々書いてしまいましたが、さっそく現物見てみましょう!
今回選んだカラーはもちろん”Space Hippie”。
このシューズを履くなら個人的にはこれ一択でした。
シューズ大好きっこな皆様ならご存知の通りと思いますが、「Space Hippieとは何ぞや?」というと、今回のNikeにおける”サスティナブル”の切っ掛け的プロジェクトで、
火星にも地球にも補給ミッションはない
スペース ヒッピーは、資源が限られ、補給ミッションのない火星での生活をヒントにした探索的なフットウェアコレクション。廃棄物、つまり「宇宙ごみ」から作られた スペース ヒッピーは、地球環境に優しい取り組みと斬新なデザインの融合形。
Via Nike
をTheme・Missionとして掲げて生み出されるプロジェクト。
他のカラーは分かりませんが、このSpace HippieカラーはSpace Hippie BOXに入っていました。
Space HippieのデザインヒストリーにNike MAGの存在を感じるのは私だけでしょうか?
■ディティール
いたるところに”らしさ”が散らばるディティール。
シルエットもすごく特徴的ではありますが、マテリアル類もそれに負けない存在感を放っています。
例えば、ミッドソールに見える粒感(決してスペックルではありませんよ。)やザラザラな表面、アッパーのメッシュの隙間から見える多色の素材。
明確に”混ぜてます”と分かるそれは、1から綺麗に整えられ、生み出されている他のプロダクトではまぁ見る事の無いあしらいですし、それ故の唯一無二の風合いとして成立しているなと。
トゥ部分に”CMUBB1”の表記。BBをつけるあたり、真剣に競技向けでもある事を意識しているのは伺えます。
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