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Lebron 19 Performance Review
Monster!!!
何よりこの言葉の似合うシリーズだと思います。
無論本人自身もさることながら、その足元を支える為に誕生するこのシリーズは履ける人を選ぶシューズという印象が根強く、特に自分の様にフィジカルの劣るプレイヤーからは敬遠されやすいプロダクトでもあります。(ソースは私の周りの着用者の皆さんw)
実際の世界市場でのニーズってどうなんでしょうかね?
本人の活躍が有る以上シリーズが継続されないという事は勿論無いでしょうが、現状において間違いなく機能も価格もハイエンドなこのシリーズがどのくらいのセールスを上げているのか、少なからず普及価格帯にある他のシグネチャーシリーズの方がセールス的には高いはずで、そうなると大分ニッチなモデルという立ち位置になってしまう訳ですけど…まぁ良いか大分話が逸れてしまうのでw
という訳で、今回は”Nike Lebron 19”を見てみようと思います。
上でも書いた通り、私は貧弱側の人間。故にシンプルに考えれば避けるが当たり前側の人間です。
それでも実はちょいちょいLebronモデルを購入していたりします。それは何故か。
それはラスト的に親和性が高い事が多く、足裏を含む全体のフィット感が他より優れている事が多い為、です。
この辺りは履かず嫌いしてしまうと中々に気付けないポイントなので、少しでも興味があるモデルが店頭に並んでいたら積極的に試着してみちゃう事をお勧めしています。
あと格好良いディティールが多いから!
さてさて、与太話はこの辺にして、早速見て行ってみましょう!
今回チョイスしたカラーは”White and Dutch Blue”、1stカラーでありSpace Jamカラーでもあります。
このカラーは何といってもシースルーやホワイトをメインにブルーの縁取り等でもの凄くIcyなルックスなのが私の中でドンピシャで、買うならこの色だと決めていました!
無論、他のカラーもモチーフや拘りが随所に施されており、流石はフラグシップ、流石はLebronモデル。
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■ディティール
さてさて見ていきましょう!まずはサイドから!
もうシルエットだけで生唾ごっくんです。久々にディティールだけで欲しくなったモデルでした。
まず何と言ってもこのシースルー感。現代のファブリックやレザーマテリアル主体では表現出来ないルックスですよね。
それに加えてこのグラマーなソール周り。リークが出た時は脳汁どばーでした。
まずシースルーに関して。
Nikeはこういった素材を使ってくれるから面白い。とくに”軽さ”を表現したい時に良く使うイメージ。
直近だとAir Jordan 34 / 35のサイドがシースルーでしたね。(36は材質的というより網目を少し広げる事で透け感を出してるので、少しアプローチが違う。)
あとWhy Notなんかもシースルー素材を採用していたりで、Nikeとしては改めてデザイントレンドにシースルーを広げていきたい感じですかね。
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履き口、というよりヒールをグルっと回ってイン・アウトの踝位置付近までとシュータンに”ポッド”と呼ばれるAirパーツが装着。
デザイン的な小窓にもなっていて、その奥にスウッシュを配置して透かせるとか小技が効いてますよね。
構造としてインナースリーブをシースルーのレイヤーが包んだもの。
シースルーのアッパーはナイロン製でとても薄く少し伸びのある物で、どちらかというと加飾的な意味合いが強い物かなと。
フィット・ロックダウンとしてはアッパーではフューズによるフレーム + TPUの縁周りによる骨 & FlywireとTPU製のサイドサポート、それに加えて厚みを持たせたインナースリーブによって成り立っている、という状況です。
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■フィット
という感じでこのままフィットへ移行します。
まずラスト。皆様ご存じの通りLebronシリーズは日本国内においてもグローバルラストでリリースしてくれている数少ないシリーズ。(中国市場ではEP販売なので、セールス的にどうこうという訳では無さそう。)
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