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Giannis Immortality Performance Review
Bucks、NBAチャンピオンおめでとうございます!
個人的にはCP.3のファンでもあり、サンズの優勝というのを見たかったのですが、それはさて置いても長いシーズンを制したというのはものすごい偉業であり、そこに勿論リスペクトが有ります。
そして”怪物”はついにFinal MVPという栄誉ある称号を手に入れつつ、Jordanに続く二人目の4冠受賞者となりました。
バスケットボールにおける最高峰のリーグ、NBA。
とんでもない猛者たちが集まっているあのNBAの中でそもそも生まれる事自体が稀なゲームチェンジャーという存在ですが、Giannisは紛う事無くその一人になったといっても過言ではないと思います。
7フッターのあの高さを持ち、大きなストライドを生かしたスピードとえげつない高さのジャンプ。
それでいながら強いフィジカルとハンドリング・クイックネスを持つ彼は正にアンストッパブル。チビガリな私から見ると正にチートですよ羨ましいですよ。ええ。
さてさて、Giannisのシグネチャーシューズはついに3作目に突入しました。
面白いのは、あのGiannisの暴力的なプレイを支えているシューズはビッグマンのみならずNBAでも、はたまた国内においても身長・体重問わず高い評価と人気を誇っているという実情。
普通に考えればあのフィジカルとクイックネスを支えるにあたりどんどん尖った特性になろうと思うんですが、そうはなっていないんですよね。
(もしかしたらPEモデルはそうでは無いのかもしれませんが。)
実際にこれまで履いてきた印象としても、速いスピード域のプレイやパワーでプッシュしたい等、どんなシチュエーションでも必ず応えてくれるという安心感を感じています。
…ね、この流れだと最新のZoom Freak 3のレビューに見えるんですが、残念でした。
そんな彼のシグネチャーシリーズに末っ子が登場したとの事で、今回は”Nike Giannis Immortality”を見てみようと思います。
にしてもすごい名前を付けたもんだ。直訳すると”不死のヤニス”。
由来がどこに有るのか不明確ですが、アンストッパブルにリングに向かうあの姿からかなーと思っています。
図らずも、このリリースの後に不屈の精神でチャンピオンリングを捥ぎ取ったというのは中々にNikeの先見の明を感じてしまいました。
このシリーズはセミシグ?はたまたテイクダウン??
パッケージング・プライスライン的にもテイクダウンとするのが適切でしょうか。
とすると、かなり異例な速さですよね。
KyrieにおけるFlytrapもメインシグが4作目以降の発売。選考してシグネチャープレイヤーとなったPGにはその噂すら聞きません。
”好調なセールスを記録するFreakシリーズだから”と言えばそれまでなのかもしれませんが、なかなかにNike内のパワーバランスを邪推してしまいます。
それはさて置き、では実際に見て行ってみましょう!
今回チョイスしたのは…と言うかまだ1色しか販売されていないので、1stカラーなブラック基調のこちら。
シースルーから見えるライトグリーンのパンチングが良いアクセントになっています。
…でも、欲を言えばGS側で展開されているカラーの方が欲しかったなぁ。
あっちの方が可愛いんですもん。
■ディティール
ではまず外観から。
価格が価格なのでマテリアルの質感はまぁそれなりかと。
ただ、ディティールとしてはかなり拘られており、結構恰好良いと思うんです。
”The ヤニス感”とか度外視にして普通に格好良い。
例えば、アウトサイド側のシースルーのスウッシュや中足部からヒールにかけて巻き上がったアウトソール。
また、ヒール周りはパッディングにより立体的なフォルムを形成しており、バジェットモデルに似つかないもの凄くグラマーな仕上がりになっています。
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