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服が持つ力 外見は一番外側の中身

「外見は一番外側の中身」

株式会社SAMURAI マネージャー
佐藤悦子さん座右の銘

UNIQLOやセブンイレブンのロゴなどを手掛けた
クリエイティブディレクター佐藤可士和さんの
公私にわたるパートナーです



「外見と内面は分けて語られること多いですし、
『外見だけで判断しないで』みたいな言葉もよく聞かれます。
でも、服もメイクも髪型も、すべて自分で決めていることなんですよね。
外見と内面を切り離すことはできないんです」

MASHING UP記事より


『服もメイクも髪型もすべて自分で決めている』

という言葉に

「外見と人柄はつながっている」

の意味がストンと入ってきました



「自分を理解して、表現すること」

オンとオフを分けるだけでなく
オンにもさまざまなシーンがあり
自分の立ち位置を理解しつつ
アイデンティティを表現する
そんな着こなしができたら、と記事にはあります



内面が充実しているから外見が良くなる

と考える方も多いですが

外見を整えるから内面が充実する

というパターンも多いものです
(ビフォーアフター番組で見る
変身後の笑顔がそれを物語っています)





私は服の力(外見)で内面が変わる
10代と20代の2度体験しています


10代は歳の離れた従姉いとこのお下がりや
母の若かりし頃や今着ている服の共用で
自分の新しい服は数えるほどでした

私服の郊外学習ではよく笑われ
(体型がふくよかだった事も影響しています)

“私はダサい”が私の中の常識になって
存在を消すような学生生活を過ごしていました

オシャレなんて遠い世界のことだったのです


それが高校生になって
ファッション好きの友人ができ
彼女のお買い物に付き合ううちに
少しずつオシャレに目覚めていくんですね

彼女みたいになりたい!と
同じブランドやデザインの色違いを
おそろいで買ったりしていました
(双子コーデの時代先取りです)


  • 少しずつ性格が明るくなって
    隠れるように過ごしていた私が
    接客のアルバイトを始めるようになった

  • 今日着ていく服は何にしようか?と
    ワクワク楽しんで毎日を過ごせるようになった

  • 学校でも他人の目を気にしない強さが身に付いて
    それまでに比べて大きな声が出せるようになった


とても大きな内面の変化が起こりました


いままで自分で服を選んでいなかったから
自分に自信が持てなかったのかもしれない

まず何よりも自分が気に入った服を着る

幸せな気分にしてくれるものや
着心地がよくて素敵に見えるもの

そんな風にファッション(外見)を楽しむことが
自分に自信を持つことに繋がるんだ
と気づきました



ファッションを楽しむことが大好きになった私でしたが
田舎育ちでしたのでそれでもまだまだ垢抜けてはいません


本物の
「外見は一番外側の中身」に出逢ったのは
22歳で就いた仕事先でした


高額品を扱っていた職場だったこともあり
身だしなみや言葉遣いが厳しかったのですが

そういったマナーを超えて
人として先輩方の美しいこと!
圧倒されました!

美人とかそういうことではなく
(美人な方ばかりでしたが)

どの年代の方も
にじみ出るオーラが美しい✨

そして身にまとっているものも美しい

老舗ブランドであったり
有名ではなくともお気に入りのものだったり

服もバックも靴もジュエリーも腕時計も
その方の人柄にとても合っている

自分を理解して選んでいるというのが伝わって

大人のお洒落ってこういうことだ!と憧れました



この会社は勤務中は制服でしたが

高額品を扱うという立ち位置から
どこでお客様に見られても良いファッションを


デニム・Tシャツ・スニーカーでの出勤は禁止でした


この3つが選べないことによって
自然と着る服の傾向が決まってくる

そして“どこで見られても良い私”
ふさわしいファッションを選ぶので

入社後3か月も経つと全員が
内面も美しくなっていきました


ファッションは外側の出来事のようですが
中身も磨く相乗効果が起こり
自分に自信がついていく


すると一番外側の中身がより一層輝くのではないかなと感じた出来事です


私自身も“どこで見られても良い私”を意識してから
あらゆる方に印象が変わったと言われました


学生時代と比べ体重は3㎏ほどしか変わらないのに
正反対の言葉をかけてもらえるようになったのです


自分が自分に対して持っている考え方


それが無意識でも顕著に出るのが外見なのだと

学生時代の私は体型のこともあり自信が全く無かった
結果、そう見られる外見を自ら作っていた

それが仕事ができる理想の自分を表現していくと
過去の自分からは想像も出来ない
嬉しい言葉をかけてもらえるようになった

外見は一番外側の中身

自分を好きになって
次の一歩を踏み出せるようになる服の力


自信を持ちたい時には服(外見)から変えてみる


価格は関係なく
“これが好き”で選んでみる

“好き”を纏うということは
『自分が好き』だと
自分に言っていることと同じ
だと思うのです

好きだと言われたら自信が持てますよね😊✨

そんな内面の変化がまた外見にあらわれ
今度は身近な方に好きだと言われて自信がつく

すると内面がまた充実して外見がますます輝く
好循環なスパイラルになっていきます


自分の内面を好きになるには
時間がかかる場合も多いです

でも好きをまとうことは
いつでも始められる


“自分が好き”から始まる
アイデンティティ


アイデンティティ
「あなたらしさを自分で認識すること」

好きを纏うからこそ
“らしさ”も活きてくる


あなたは一番外側の中身を
どんな『好き』で纏ってみますか?








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