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5人家族年越し海外旅行 vol.2 すったもんだの航空券手配

2023年ひょんなことから賃貸していた物件を購入し、フルスケルトンからのリノベーションをし、2024年5月から住み始めました。
生まれ変わった家で初めて迎えた年越しはベトナムのフーコック島にて。6年ぶりの海外旅行でした。

全記事 vol.1 では「旅先を決めた経緯」について書きました。

続いてvol.2の本記事では、「航空券手配」について記録していきます。

何せ海外旅行がとても久しぶりの私と家族。
1年に1回行くのと、数年ぶりにいくのとでは、テクノロジーやトレンドがまるで異なり、時代は着実に進化していました。ゼロから調べることからはじめ、今回の旅は楽しい反面、「調査」の面で相当な時間を使ったので、とても労力を使いました。

そんな旅筋ゼロに近い状態で調べて調べて2024年の自分なりに最適解と判断した、航空券とホテルの予約について、今日は詳細に記事にしていきます。


航空券手配

1. まず最初に調べたサイト

2003年に4年生大学を卒業した私。
学生時代は最低でも年に2回ほど海外旅行をしていたが、当時は「格安航空券」なるものがあって、確かHISだっと思われるが、破格で航空券を入手することができたと記憶している(燃油サーチャージがなかった時代)。

そんな格安航空券は、いつの間にか消え失せたようで(そもそも一体、格安航空券ってなんだったんだろう。笑)。
2010年頃から海外への航空券を手配する時には、念のため軽く調べた上で、航空券会社のサイトから直接購入するのがもっとも安いと言う考えに至った。
たとえば
●プーケット(タイ)行きの航空券を購入
→タイ航空のサイトから購入

●バリ行きの航空券を購入
→JALもしくはガルーダインドネシア航空のサイトから購入

というような方法をとるようになった。
そんな私が今回どのような方法で航空券の値段を調べたか、以下に順に紹介します。

 1.  Skyscanner

まず最初に調べたのがSkyscanner
「出発地・日時」「目的地・日時」と該当人数を入力し、更には必要に応じて直行便か否か、渡航の所要時間等を条件に入れて航空券の値段を検索することができる。

Skyscannerは航空券予約の比較サイトなので、複数の航空会社のフライト情報を比較することができる。
ここで費用の概算をつかんだ上でHISのサイト等もみてみたが、特段安いと言う印象は持てなかったので、次なる調査にうつることにした。

2. その次に調べたサイト:該当航空会社サイトを直接検索

今回の旅の目的地はベトナムのフーコック島。
メインの滞在先ではあるが、日本からフーコック島へ直接行く便はない。そのため、今回はグルメやショッピングも堪能すべく、ベトナムのホーチミンを経由で利用しようと考えていた。
本来であればベトナム航空の直行便が利用できればベストだったが、うかううかしているうちに、最初見た金額よりいざ予約をしようとしたタイミングでは(2週間ほど経過)、フライト代がかなりあがってしまっていることに気づいた。

「まずい、航空会社サイトから直接購入しても、さすがは年末年始。
思いの外高いぞ?」

と一人焦りながらも、再び検索とSNSサーチをしはじめてみつけたサイト、それが今回チケットを購入することになったtrip.comだった。

3. trip.com 今まで利用したことないけど、大丈夫なのか?

検索結果にちょこちょこ出てきていた、trip.com

人生で予約をしたことがないサイトだったので、当初は

「このサービスで予約して、本当に大丈夫なの?」

そんな疑問からはじまった。
学生時代のフットワーク軽いバックパッカーとは異なり、今は子連れである。家族全員で移動するのもそこそこ難儀するのに、慣れない海外(しかも、たったの1週間程度)へ行くのに余計な不安や心配は背負いたくない。
そう思うのは当然の心理であろう。

そこで、まずは件のtrip.com、について調べることからはじまった。
中国は上海に本社をもつワールドワイド企業で、恥ずかしながら今回旅行するまで全く知らなかったが、創業は1999年と、意外と歴史のある会社。
実は、NASDAQへ上場もしているそうだ。

更に安心材料となったのが、2014年には日本法人も設立済み、日本国内にもオフィスがあるそう。
インターネット上で検索すると、とあるクチコミによれば、

「一昔前はトラブルなどもあったが、日本にオフィスが出てからは安心して予約ができますよ」

と。
旅慣れたみなさんには大変レベルの低い話かもしれないが、何せすっかり旅筋の衰えてしまった私。
何にせよ「予約」ボタンを押す前に、多方面から比較検討した上での安心材料が欲しいのだった。

今回は trip.comに対して、「安心できる」と判断した情報が何軒かあったことで、不安なく、安心して申し込みをすることができた。
というのと、今回このtrip.comを使用したことで、旅の最後の最後まで助けてもらったということを、ここに予言しておこう。

4. 決まった。いざ、予約!

ここまで述べてきた通り、最終的に予約をしたのはtrip.com。
このサイトで予約をした理由は、同一条件下で航空券が、一番安かったから。

総予算100万円、行き先地はベトナムのフーコック島。最後有力候補に残ったのが、台湾のEVA航空(スターアライアンス傘下)。

(念のため)ホーチミンへの直行があるベトナム航空と、台北トランジット必須のEVA航空。どちらのサイトも確認したが、2024年9月4日段階で、EVA航空でとるフライトの方が5人分で10万円以上安くとることができた。

一人当たり2〜3万円の差額も、家族の人数が多いとあっという間に10万円単位の差額になってしまう。
そしてすっかり大人になってしまい、海外旅行ではホテルの質を譲れなくなってしまった私。

ここはフライト代は節約して、浮いた予算をホテル代へと回すことにすべく、trip.comで最安値、EVA航空による東京(成田)⇄ホーチミン往復のフライトを予約することにしたのだった。

金額は、5人分で約54万円
その日最終的に、複数比較した中では、最安値でした。

5. ホーチミン⇄フーコック間のフライトを予約

さて総予算100万円のうち、もっとも大きな予算を割くであろう5人分のエアチケットを購入し、安心したのも束の間。
ホーチミン⇄フーコック間のフライトも手配しなければなりません。

調べた結果、ホーチミン⇄フーコック間のフライトのほとんどは、ベトナム航空ベトジェットエア (LCC)が占めていることがわかった。
前回の記事で書いた通り、旅先へは「LCCは使わない」ことを決めていた私。

ホーチミン⇄フーコック間のフライトもベトナム航空のみで手配しようとしていた。ところが、「ベトナム航空のみ」で縛ると、ホーチミンへ戻る復路(1/2)のフライトが、どうにも適切な時間がないことが発覚(確か朝の9時代、そのあと夕方、夜、といった具合に)。

フーコック島には3泊の予定でいた。

●フーコック島からホーチミンへ移動する日の当初の理想のスケジュール
AM:午前中ギリギリまでプール遊び+ゆっくり朝食を済ませる。
昼頃:昼過ぎあたりのフライトでホーチミンへ出発(所用40分程度)。
PM:空港〜ホーチミンのホテルへ移動
ちょうどチェックインのタイミング。
ホテルで一休みして、夕方から午後にかけてショッピングやグルメも楽しむ。

ところが、この理想のスケジュールを実行しようとすると、鬼門のLCC、ベトジェットエア の12:45のフライトがジャストだとわかった。

「LCC使わないって決めてたじゃん」
「えーでも、たった40分の飛行時間だし、国内線だし、大丈夫でしょ」
「クチコミ調べると「すぐ欠航になる。本当に悪質です」とか書いてあるけど・・・?」
「いや、私が乗る飛行機に限って欠航なんてありえない。
私は運がいいから大丈夫だよ!」

などなど、しばし脳内一人会話をし、最終的には内なるポジティブな神へと決断を捧げたのだった。はい、予約!

受託手荷物+座席指定×5名分、合わせて約11万円の支出が確定した。

そして今回のこの決断が、フーコック島滞在の締め括りとなる苦い思い出を残すこととなったのだった。
追って執筆予定の続編を楽しみにお待ちください。ニヤリ。

今見返すと無事帰国できているからこそ、苦笑いするこの旅程・・・むふふ。

こうして振り返ると、たかが航空券の予約だけでも、調査含めて相応の労力を割いていたことを、しみじみと痛感する。

ただしフライトの手配というのは、海外旅行においてもっともクリティカルになる項目と言えると思う。

ホテルに関しては、拘らなければいくらでも候補があるので、そう焦る必要はないと経験上思っていた。それは今回訪問したフーコック島に関してもその通りだった。

まずは最難関のフライト手配を無事終えて、次なる難関、ホテル手配を遂行すべく、リサーチ作業をはじめるのだった。

「2025 5人家族年越し海外旅行記」、まだまだ続きます。


私:mizutamaについて。
執筆家、香り屋、messenger from KUU。
生きながらその生き様で伝えていきます。
世界中でみつけた、有形無形の美しきものを届ける人。
マガジン「5人家族ヴィンテージマンションリノベ 記
2023年秋、ひょんなことから賃貸していたヴィンテージマンションの購入、あわせてリノベーションをすることが決まりました。
家族構成は夫、私、高校生、中学生、小学生、合計5人家族。
同じような状況でリノベを検討している方や、状況は違えど住まいやインテリアについて興味を持っていらっしゃる方の何かのヒントになればとnoteの更新を続けております。
100本以上に及ぶ過去記事のINDEXは以下にまとめております。何かのヒントになることがあるかもしれません、ぜひご覧くださいね。

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