私の人生を本気で激変させたもの vol.1
人生を振り返って、誰しも「ターニングポイント」になる出来事があると思う。
今回のリノベで採用したMieleの食洗機。
Mieleの食洗機を導入したことは、これから先人生を振り返ることがあったら、間違いなく自分の人生を大きく変えた、指折りの出来事となるだろう。
リノベ の終わった家に住み始めてもうすぐ8ヶ月目となる。
それだけの月日が経過しても尚、朝起きるとピッカピカに磨き上げられた食洗機の中の食器たちを見るたび、その快適さと嬉しさに浸っている自分がいる。
きっとBOSCHもいいだろうし、ガゲナウはもっと素晴らしいかもしれない。それでも、十分いいよ、Miele食洗機のある生活。
人生を変えた理由1:「予洗い」不要
まずは何より、食器や調理器具を食洗機へ入れる前の「予洗い」が不要な圧倒的な洗浄力の高さ。この予洗いが不要なことにより2つの大きな複利がもたらされた。
POINT1:家族が自分で庫内へ入れてくれるようになった
「洗濯をするのが好き」という声は時折聞く気がするけれど、食器を洗うことが好きという発言はあまり聞いたことがない気がする。
かくいうかつての我が家でも、みんな食器を洗いたくないが故に、食べ終わったものは各自シンクにおき、結果食後は5人分の汚れた食器と調理器具がどっさり。
結局食後、最後に私がまとめて洗う(予洗いといいつつも、リノベ前の家にあった古い国産食洗機の洗浄力があまりに脆弱で、洗剤をつけて通常通り洗っていた・・・)という、締め括りの大仕事が残されていた。これがもう本当に、毎日毎日、かなりのストレスだった。
ところが、Miele食洗機が我が家にきてくれたおかげで、本当に「予洗い」をしなくてよくなったのだ。米粒など明らかな食べかすが残っている状態のものを入れるのは気が引けるので、家族全員がそれぞれ嫌がらず、当たり前のことのように、サッと水で流してから食洗機へ投入してくれるようになった。高校生中学生は、もちろん自分の食べたお弁当箱も、各自で食洗機へIN。もちろん小学生も自分の仕事として文句一つ言わずに行っている。
小さなこと(皿1枚、箸一膳)の積み重ねが、家族の人数が増えるのに比例して、結果大きな仕事となる。結婚して、育児がはじまって、子どもの成長と共に負荷の増えていた食器洗いという行為。リノベをする前は率直に言って、「もう一生分食器洗ったわ」と、食器洗い係を引退したい気持ちだった。
その苦行に思えていた行為を、食洗機に代わってもらうことができたのだ。
我慢強く、抱え込みがちで人にお願いすることが苦手だった私。
(食器洗いを家族にお願いできなかったのは、嫌がられるのが嫌だったから。)
これからは、誰でもできる単純作業には、とことん価値がなくなっていく時代。機械に代わってもらえる作業は、遠慮なく機械を頼ろう。
そう考え方をシフトするいいきっかけづくりとなった。
POINT2:時間に余裕が生まれ、手荒れが軽減した
上述した通り家族が各自で食器洗い機へ入れてくれるようになったことで、時間に圧倒的に余裕が生まれた。概算で計算すると、家族の人数(5)に、調理器具(1)をあわせて、かつてはおおよそ"6"あった食器洗い仕事が、予洗い不要になり、各自それぞれが食洗機へ入れるという分業が叶ったことにより、ざっくり私の作業量は"2"程度になった。2/6と考えると、3分の1程度に減ったのだ。
そのおかげで、随分と早い時間に台所の片付けは終わって手が空くようになった。冬は諦めがちになっていた入浴が確実にできるようになった(怒涛の炊事〜食器の片付けで疲れ果てて体力が残っていなかったため)。
更には、手洗いのものが圧倒的に減ったことや、それに伴い使用する洗剤やスポンジ洗いの量が減ったことで、手荒れと無縁になった。
手荒れや主婦湿疹とは10代の頃から一進一退で付き合ってきた。手荒れが緩和されたことは、やはりとても嬉しい。
人生を変えた理由2:思わぬ副産物
そして、上述した結果を総合してもたらされた思わぬ副産物が、私にとって予想外に大きなギフトだったと思う。
というのが、夜外出した時や旅行に出た時、夫が食器洗い機まで回しておいてくれるようになったのだ。
リノベ前(古い国産食洗機。洗浄力がないに近いと思われた)は、外出して夜遅く帰ってくると、シンクには汚れた食器が山積み状態、その状態がデフォルトの景色だった。
(もっとも、片付けておいてくれている時もあったが。)
それがMieleのある生活が始まってからというもの、予洗い不要となり、子どもたちも自分の使った食器は自分で食洗機へ入れる。
その方式に変えてから、私が不在時、夫が炊事を終えて食事をした後、食器洗い機まで回してくれるようになったのだ!!!
どんなに楽しい会食や予定で、幸せな気持ちで時間を過ごしてきたとして、自宅へ帰った瞬間シンクにどっさり溜まった汚れた食器や調理器具を目にした瞬間、
深いため息とともに、ドーーーーーーーーン、と現実に突き落とされるわけですよ。
そ・れ・が。
今では、リノベ前同様のシチュエーションで外出しても、世帯主は100%、食器洗い機を回してくれているのだ。有難すぎる。
これまでは、コンサートや友人との会食を楽しんで帰った後、大量の食器洗いにキッチン掃除でその日を締め括りを迎えることが多かった(いっきにテンションダウン↓)のが、今では、帰ったらシンクは空っぽ。私が帰る頃には大概Mieleは洗浄が終わってオートオープンで乾燥状態に入っている。
着替えて軽くもう一杯飲んで、ゆっくり入浴して高揚感とともに眠る。
そんな良き日の締め括りを迎えられるようになっているのだ。
かくして、Mieleの食洗機を導入したおかげで、「母」である私が家をあけることへの罪悪感や、楽しいことのあとに必ず待ち受けている、家事という現実(大量の食器洗い)との向き合いから、一切解放されたのだった。
マジで、これをパラダイムシフトと言わずしてなんと言う。
もうMiele(BOSCHやガゲナウも絶対いいと思う)のない生活なんて、私には考えられないよ。そのくらい、我が家にとってはなくてはならない存在となった。
Mieleよ、ドイツ人よ、私をたくさんの苦行から解放してくれた存在。
そしてスポンサーをしてくれた世帯主に、心の底から深い感謝。
おかげで私の人生、本気で変わったよ。
この空いた隙間(時間、心のゆとり)で、新しいことをはじめられそうだ。
私:mizutamaについて。
執筆家、香り屋、messenger from KUU。
世界中でみつけた、有形無形の美しきものを届ける人。
マガジン「5人家族ヴィンテージマンションリノベ 記」
2023年秋、ひょんなことから賃貸していたヴィンテージマンションの購入、あわせてリノベーションをすることが決まりました。
家族構成は夫、私、高校生、中学生、小学生、合計5人家族。
同じような状況でリノベを検討している方や、状況は違えど住まいやインテリアについて興味を持っていらっしゃる方の何かのヒントになればとnoteの更新を続けております。
100本以上に及ぶ過去記事のINDEXは以下にまとめております。何かのヒントになることがあるかもしれません、ぜひご覧くださいね。
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