見出し画像

札幌国際芸術祭2024『LAST SNOW』へ 2024.2.18-19 <2日目>

札幌国際芸術祭2024の2日目、てか、イコール最終日。

朝、暖かいので朝ランに。
調子良く走っていたら、油断し凍結路でスっ転びました。。。

札幌文化芸術交流センター SCARTS

ホテルをチェックアウトし、札幌文化芸術交流センター SCARTSへ。
まずは芸術祭のインフォメーションに行くも、事前にWEBで仕入れた情報以上に得られるものはなかった。
が、下の写真にあるようにレッド、クリーンイエロー、オレンジ、ブルーなどのカラーでデザインされたサインが気になったのですが、今回の芸術祭用に施工されたものなのか聞くのを忘れました、、、たぶん、既存のものではないような、、、


SCARTS内インフォメーション

次はSONYグループによる体験型展示「INTO SIGHT」へ。
同じでモニターでSONYと「平川紀道」さんの作品を交互に上映。
SONYの方はいわゆる映える映像。
インスタ広告でBrutusCasaとタイアップしているらしく、インスタ開くたびに頻繁に札幌国際芸術祭出てくるなー、と思ってたのがこのSONYの作品だった!
観客の動きに合わせて映像も変化しますよ!的な作品で、チームラボ的な?!みんな写真撮りまくっていました。


SONYの展示

この他に、SCARTS内には雑誌『WIRED』の部屋とか、SIAFラボのアーカイブ展示もありました。
SIAFラボの展示は、札幌の雪にまつわるアーカイブ展示。
除雪車の運転手さんのインタビューなど興味深く、今回の芸術祭の中で一番印象に残りました。(地味だけど。)
除雪後に残る雪の壁?を3Dスキャンし、3Dプリンタで再現したものも(昨日モエレに向かう途中で実際に雪の壁を見ているため)、面白いなと。

『WIRED』の部屋はウーン、期待してたが。。。
しかし、SCARTS内にある図書館は良いな〜。名古屋には絶対無理できない

未来劇場

最後はメイン会場「未来劇場」へ。
SCARTSから意外にすぐ。もっと離れているかと思ってた。(てか、他が遠すぎか。)
「未来劇場」は開催テーマ『LAST SNOW』に沿った展示で、ストレートに雪っ!環境っ!!的な作品が多数。ようやくまとまって作品を観れる感。
あと、VR作品でVR酔いして変な汗をかく。。。

青木美歌さんの作品

ワコムとの共同プログラム的なものもあったが、雪の結晶をプログラミングして作ろう!な。これもチームラボ的。
未来劇場は会場の使い方としては劇場を活かした作りで、同線の作りなどよく考えられている。

最後に

今回の札幌国際芸術祭では、会場をコンプリートすることを優先したため、一つ一つの作品をじっくり観ることができなかったが(すいません)、冬の札幌の街を端から端へと巡ったことで、改めて札幌の街の広さを身を持って体験。
これはこれでゲームみたいで楽しかった。

個人的にいわゆる観光地に全く興味がないので、芸術祭を目的にすることで旅のきっかけになるし、いろいろな土地を巡れるのでいいのかなと。昨今は各地で芸術祭が開催されているし。
個々の作品の好き嫌いはもちろんあるけど、ここまではるばる来たのにこれかよ〜、って状況も楽しかったり。
美術館の展覧会にはないライブ感ある作品・展示が観られることも良いかと。
すべてに完璧を求める人や説明を求める人、同意を求める人には、芸術祭巡りは向いていないと思いますが、逆境やマイナスを楽しめる人には向いていると思う。

そんな札幌弾丸ツアーでしたが、帰りの新千歳空港では物価高を思い知らされ、(海産物などには手を出せず)早々に帰途につきました。
(イクラが以前のウニ並の値段。。。)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?