居酒屋のポテトの偉大さ
はじめに
居酒屋でのポテトは過小評価を受けているように思う。それどころか頼む人は子供だという意見すらある。そんな意見の人こそに改めてポテトの偉大さを知ってほしいという気持ちからこの記事を書こうと思った。知らんがな、余計なお世話じゃと思う気持ちも分かるが、読んでくれると嬉しい。何か小さな気付きがあればより嬉しい。
本文
量が多く間が持つ
まず前提として居酒屋に行く理由は、単純な食事というよりも会話を楽しむという目的があると思う。お酒を飲むと話しやすくなるというのは私もたびたび実感している。さらに、相手が何か食べながら聞いてくれた方が話しやすい。意識を多少散らしながら聞いてくれた方がこちらとしても楽なのだ。そんな中、1つのメニューに対して単純な個数が多い居酒屋のメニューがポテトであることは納得していただけると思う。量が多いと長時間テーブルの上に存在してくれる。要は間が持つ。量が多いのなら、枝豆はどうなのかという意見もありそうだが、ポテトに比べて好き嫌いが多いように思う。さらに、手を使う必要があり、それでは枝豆の方に注意が向かいすぎてしまうような気がする。
遠慮が要らない
これは間が持つに通じる点があるかもしれない。居酒屋の定番といえば個人的
には唐揚げだが、量がたいてい4~6個で、上手く人数で割り切れない時に変な遠
慮が生じてしまう。その点、ポテトは最初の量が多いからか、勢いで皿が空にな
ることが多い気がする。この攻防がないことがどれだけありがたいことか…。全
員が遠慮し、残った唐揚げがどんどん冷めていく様子を眺めることも、1人2個な
のに、何も言わずに3個目を食べた人をなんか苦手になる必要もない。
ケチャップのお得感
ポテトを頼むと、もれなくケチャップが付いてくる。当然ポテトに対して使用するものだが、他の料理に対しても使えそうな感じがする。本当に最悪の場合は、ケチャップ自体を酒の肴にすればよい。ちなみにどちらも私はやったことがない。
最後に
以上の理由から、居酒屋におけるポテトは偉大でありもっと敬意を示すべき食べ物であるように思う。ポテトが子供っぽいチョイスだと揶揄する人もテーブルに合ったら自然と手が伸びているのではないのだろうか。それはともかく、居酒屋に入った時に一杯目を頼むタイミングでポテトを注文する私を優しく見守っていてほしい。そうしてくれると嬉しい。お礼に唐揚げを譲るかもしれない。
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