桃太郎の真の目的【都市伝説】
【桃太郎の一番不自然な点】
桃太郎。
非常に不自然な点の多い話です。
彼の成長の速さや、
異常な強さはさておき
1番の謎があります。鬼退治。
昔話には残酷な描写も多いです。
カチカチ山では狸は溺死させられる。
しかし、首を切られたと言う記述は
非常に珍しい。
と言うより、
刺したでも、切腹させたでも、
殴り殺した、でもなく、
この話だけ何故か鬼の、
しかも大将の首を取ったと書かれている。
ここにこの話の核心があると私は感じます。
【鬼の大将】
わざわざ鬼の、しかも大将の首を
切り取る必要があり、
それをわざわざそう書いていると言う事は
そこに重大な核心があります。
もう明白ですよね。
鬼の大将は
世間に知られてはいけない秘密を
握っていた。
もしくは秘密そのものだった。
だから即、首を切り落とされたのです。
村の安全でも、平和でもなく、
口止め。
それが鬼退治の真の目的だった
と考察されます。
【吉備団子と桃太郎の真の目的】
そもそもよく考えて下さい。
普通なら、
彼が
鬼退治に行く必要がありません。
動機がないのです。
被害があったのは村の人達。
お祖父さんお婆さん、桃太郎。
彼等は山奥に住んでいて、
鬼の被害に遭っていない。
そして、桃太郎は
外界と隔離されて育てられています。
桃太郎が他の村人と遊んでいますか?
遊ぶ事は愚か交流すらなく、
隔離されて育っている。
友達が被害にあったわけでも、
村人から頼まれたわけでもないのです。
ある日唐突に鬼退治に出かける。
現にお供は犬、猿、雉、
人間は1人もおらず、
しかも吉備団子で釣って仲間にしているだけ
そして、この話で一番怪しいアイテム。
「吉備団子」の存在。
一度食べれば10人分の力が出る吉備団子。
そして、犬、猿、雉を従わせる依存性。
雉なんか特に鬼の目玉を潰すわけですから
凶暴性が増す作用も考えられる。
これは恐らく普通の吉備団子ではなく
愛情の力でもなく、
強力なドラッグであると
考えられます。
となると、お爺さんお婆さんが
人里を離れ、
桃太郎を隔離して育てた訳が
明白になります。
ドラッグの製造。および実験。
だから、村には住めないし、
村人と仲良くもなれなかった。
なのに、ある日突然、
村人のために鬼退治に出かけるのです。
おかしいですね。
何故か。
私は鬼が、
元は鬼ではなかったのでは
ないかと考えました。
これこそ、彼が鬼の大将の首を
切り落とさなければならなかった
口止めしたかった1番の秘密だと思います。
【鬼の正体】
私は鬼の正体が、
お爺さんお婆さんが
吉備団子の製造過程で生み出した失敗作
ではないか。
もっと言うと、
元は人間だったけれども
薬の実験で凶暴化した
村人達ではないか。
と考えます。
だから、故郷の村を襲っているのです。
これがバレそうになったから
桃太郎はわざわざ鬼の首を切り落とした。
考えてみれば鬼の本拠地。
鬼ヶ島も隔離された島。
その場所は、
絶対秘密になっているはずです。
桃太郎がガイドもなしに
たどり着けたのはおかしな話です。
もともとお爺さんとお婆さんが
深く関わっていたから知り得た情報だと
考えれば納得できます。
悲しいことに桃太郎もいずれは
薬の副作用のせいで
鬼になっていくのでしょうね。
【黒幕
お爺さんお婆さんの真の目的】
最後に。
そこまでして
吉備団子の開発を急ぐお爺さんお婆さんの
真の目的とは一体何なのでしょう。
これは簡単なのです。
鬼退治に出発する桃太郎のイラスト。
「日本一」の、のぼりを背負っています。
これは不自然です。
よく考えると、
鬼退治に日本一も何もありません。
何が日本一なのかは分かりませんが、
日本一であることと鬼を退治することに
何の関係もないのです。
鬼退治はオリンピックではありません。
とすると、
こののぼりに込められている
文字こそ
お爺さんお婆さんの
真の野望であると考えられます。
すなわち、日本征服です。
そのために多大な犠牲を払い、
研究を続け、口封じを行ってきた。
そして、桃太郎もまたいずれ鬼となり、
第二、第三の桃太郎を再び製造し、
同じような過ちが
繰り返されていく事でしょう。
【お知らせ】
この話は小説にしました
「桃太郎part6」ぜひご覧下さい