【アマプラ】王妃ピョンガン〜月が浮かぶ川〜の感想
【高句麗歴史ファンタジー】
非常に面白い歴史ファンタジーで、
豪華なアクションシーンもあり、
人間ドラマも豊かに描かれていて、
話も暗すぎず、
1話40分でサクッと楽しく観れます。
561年の高句麗を描いた作品なので、
太王四神記や、シンイを観た人は、
親しみやすいかなと思います!
太王四神記からすると約100年後、
シンイからすると、約1000年前。
桂婁部•消奴部・絶奴部・順奴部・灌奴部
といったお馴染みの5部族や、
鉄で武装した馬、かっこいい鎧も
高句麗を描いた作品らしくて懐かしいです。
天誅房という
火天会みたいな秘密結社も出て来ます笑
ワイヤーアクションも良い。
話の大事なシーンで出て来て、
超人的な強さや、
躍動感を演出してくれます。
シンイや太王四神記にも出て来ますね。
花より男子から相続者たちが生まれたように
過去作品への深いリスペクトを感じます。
観ていた人は親しみやすいですしね。
(偶然かもしれませんが)
王族ファミリーの絆も描かれています。
大抵王家は1人で身内や貴族と争いますが、
今回は王家ファミリーで、
仲良く何とか解決していくので
そこが他とは違うオリジナリティというか、
大きな魅力かなと思います。
ワイルドスピードの要素かな?笑
太王四神記で言うと
タムドクとスジニ、
ヨン•ホゲとキハに当たるのが
ウォルタルとピョンガン、
コ•ゴンとへ•モヨン
コウォンピョはヨン•ガリョ
天誅房の頭と火天会の長老
全く違うキャラクターですが、
それぞれ重ねてて観ることもできて
それもまた良いですね。
オンヒョプ将軍とサ夫人の見守る姿勢
と言うのも感動です。
そして、何と言っても
キム•ソヒョンさんの表情豊かな演技が、
更にこの作品の深さを増してくれます。
2人が再開した時の、目の動きが
とても素晴らしく泣いてしまいました。
そして、このドラマは、
昔話が元になっているのも
良いなぁと思いました。
ちゃんとした歴史ドラマと
ファンタジーと昔話。
アクションシーンと、青春恋愛ストーリーが
各話全てに入っているので、
どの角度から観ても面白いです。
オープニングのヴァイオリンも
音の展開や、揺れがあり
川みたいで大好きです。