これほどまで選手の髪型が注目されるとは思わなかった
大会前に以下の通り坊主頭でない出場校に注目を、というタイトルの投稿をしたが、注目校の中の1つである慶応義塾高校が見事に優勝した。
私が注目した坊主頭ではない5校のうち、慶応義塾高校、土浦日大高校、花巻東高校の3校がベスト8に進出したこと、また準決勝では坊主頭ではない高校同士(慶応義塾と土浦日大)の対決があったこともあってか、大会期間中様々な媒体にて選手の髪型に関する記事や投稿を見かけたが、上の投稿をした時には正直ここまで選手の髪型が注目されるとは思ってもいなかった。
他の高校スポーツと比較したときの全員坊主頭に対する異様感
ただ、これも過去の投稿に載せた言葉を引用するが…
野球部員全員が坊主である理由は何だろう、髪型こそ自分に似合う好きなスタイルであるべきで個性を出せるものであり、オシャレを気にする高校生の年頃に全員修行僧のような坊主を望んでいるのだろうか、と高校サッカーを見て思った。
坊主頭でなくてもいいと思わせるためには大会で勝ちあがるしかなかった
地方大会決勝をネットで観た時、優勝して校歌を歌う坊主頭でない選手たちを見て、選手各々が色んな髪型にしていて個性もあるしカッコいいじゃないかと思ったし、これが普通になってほしいなと思った。
ただ、世間に"坊主頭である必要が無い"と思わせるのに一回戦で敗退する高校の監督や選手が言ったところで説得力に欠ける。
慶応義塾高校も負けた時に" 坊主頭にして出直してこい"と言われたことがあるようだが、"髪型を気にする時間があるなら練習しろ"と言う人が必ず出てくる。
"髪型なんて何だって関係ないですよ" ということを説得させるには勝つしかないと思ったので、これも前々回の投稿の引用になるが…
以下のように書いた。
慶応義塾高校は優勝して示した
勝ち上がるどころか優勝をした。優勝した高校から"髪型なんて何だっていいじゃないですか"と言われて反論できるだろうか。
ましてや、入ることは難しい、野球漬けでもない、勉強もおろそかにできない、誰もが知る慶応義塾高校が訴えること以上に説得力のあるものはあるだろうか。
ぜひ高校野球は変わってほしい
高校野球界には旧態依然の体質、悪しき伝統、時代錯誤のルールや規制等が存在し変えなければならないことは山ほどある。
髪型もその1つ。
一般的に見るといまだに髪型どうこう言ってるのかと思われるかもしれないが、これが高校野球の世界なのである。
世間の見る目は間違いなく変わった。
あとは高野連、高校野球に関わる学校、指導者、選手、保護者が変われるか。
変えていってほしいし、変わってほしい。
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